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内容説明
ナポレオン、ハンニバル、劉備玄徳、ビスマルク、ユスティニアヌス帝etc。歴史に名を残す者たちは、なぜ偉業を達成できたのか? 5000年という歴史の中で醸成された「15の成功法則」とは? 河合塾の超有名世界史講師であり、歴史エバンジェリストとして、多くの講演をこなす神野正史が語る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるわか
21
逆境は飛躍の糧:ナポレオン・ボナパルト、劉備玄徳。天は自ら助く者を助く:ユスティニアヌス帝、東郷平八郎。百戦百勝は善の善なる者に非ず:韓信、ハンニバル。戦術と戦略を見極めよ:オットー・ビスマルク、上杉謙信。最大の危機こそ好機:ミルティアデス、フリードリヒ大王。方針貫徹か、転換か:昭襄王、フィリップ・ペダン。常勝の秘訣は戦力集中:小モルトケ。小出し遅出しは兵法の愚:メフメト2世。小さな躓きは神の助言:ヘラクレイオス1世。囲む師は必ず闕く:豊臣秀吉。押さば引け、引かば押せ:タフマースブ1世、徳川家康。2016/10/05
デビっちん
14
「人間が歴史から学んだ唯一のことは、人間は歴史から何ひとつ学ばない」あとがきの一文に痺れました。歴史に学ぶ重要性や有効性は、多くの先人たちがくり返し訴えてきたことです。しかし、同じ失敗はくり返されています。数あるエピソードが重層的に重なり、時代が変わっても人間の本質は同じなんだなーと感じました。何かを成し遂げようとしている人にとって、人生はあまりにも短いです。先人たちの失敗や成功を学び、疑似体験することで時間を巻けます。歴史の情景に重なることにどれだけビットが立ち、成功の選択を貫けるかですね。2016/10/26
ぴーたろー
9
世界中の歴史上の人物からの成功哲学、テンポがあるので飽きずに楽しく読めた。成功哲学もたくさん味わえたが、歴史上の人物がストーリーとして記憶に残るので、歴史の知識定着にもかなりプラスとなった。しかし、世界史を見渡してみても、国は長くは続かないものだ。オスマン600強年、江戸も280年ばかり、永遠はないし、改めて栄枯盛衰を感じる。優秀な人に打ちたてられた国は短命が多く凡庸な人の国は長いことが多いとあったが、なんだかわかるような。歴史を学ぶのではなく、歴史から学べかー、やはり歴史は面白い。2016/05/23
かん
8
塾講師の人だけあってめちゃくちゃ読みやすかった。。レビューには表立って書かないけど一部の大学教授にありがちな。専門分野の難解な知識をただただ三段論法で述べてあるだけの本。ではなくて読み手にも配慮しながら書いてるのは伝わった。ビスマルクの、溺れた友人を銃で撃ち殺そうとする逸話は落語っぽくて思わず吹いてしまったw2019/09/13
DAdadaDAI
8
(途中下車)積み木の塔は一番高きで崩れる。最近鑑賞したザウォークでもニュアンスこそ違えど、結論しては同じことが言えるのかも。最後の最後まで慢心しないこと。むしろ、あと3歩が一番恐ろしい。・ビスマルク、ローン、モルトケ。戦略→作戦→戦術と。戦略と戦術の違いを分かるべき。2016/02/13