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内容説明
すれ違いを重ねる弁蔵と宗次。
しかし、それを見かねた芳の取り計らいにより、
ふたりはともに目指すべきものを再確認した。
その矢先、叶屋の策略にはまった芳が窮地に。
芳のもとへ急ぎ駆けつけた弁蔵と宗次が見た、
信じがたい光景とは…。
ここがふたりの分かれ道となるのか……
オノ・ナツメによる江戸活劇、第六集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
55
大変な事が起きてしまった第6巻。表紙の通り、互いに背を向け会う二人。辛く悲しいなかで、銀五の存在が光っています。そして亡き赤目の頭の真意が明かされます。赤目の嫂さん、色々あるけどいいオンナだったな。2019/10/24
ぐうぐう
15
「ひとつの一味にふたりの頭はいらない。ふたりでやるってんなら そういう一味をこしらえていくしか続く訳がない。」「あれだ。宗次親分は仏。」「ひとりが仏なら、じゃあ、もうひとりは鬼か。」たぶんきっと、そういう単純な役割分担ではないのだ。S極とN極といった真逆の役割ではなく、宗次と弁蔵は、ひとつに溶け合いそうで決して混ざらない、ゆえに強く、そして脆いのだ。ゆえに喜び、そして哀しむのだ。二人の頭の物語は、次巻で完結する。2016/03/19
ぺぱごじら
15
壱師分裂か、という危機で前巻が終わり、やきもきしていたが、あぁ纏まったんだ…と緩んだ矢先に。色々手詰まりになったが、何とか再起に向けて顔を上げる巻。先代赤目の何ともいえない魅力が伝わる。2016-132016/01/17
kei@名古屋
13
表紙の背中合わせが何とも言えず、ドキドキするのはオノナツメのせいでしょう2016/03/17
さとみん
12
こうして「仏」になったのか。先代の男ぶりに惚れ惚れする。だからその亡き後が哀しい。完璧な人間なんていないから、欠けているところを上手く補い合って組織は回る…とよかったのに。2016/01/16