内容説明
江古田にある日本茶専門喫茶店〈ひとつぶの涙〉には、今日もご近所さんが集まってくる。常連客の持ち込む話や、ふらりと立ち寄った一見さんの抱える悩みを、年齢不詳、自称・元サイコセラピストで元警視庁プロファイラーの“ママ”が鮮やかに解決する。クスリと笑えて心温まるエピソードで綴る全六話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶ
54
鯨作品は過去にバーを舞台に、カクテルをアクセントとした本がいくつかあるが、本作は、日本茶専門喫茶で各地のお茶に、そそられる多様な茶請けで語られる6つの話。実際に日本茶の喫茶があるのかは分からないが、この雰囲気はとても安らぐ。話の内容はミステリーは薄めで、雑学的な蘊蓄話と懐メロ等、ノスタルジーを感じさせる話がとても楽しい。これらはこの著者の魅力だが、今後この舞台の設定での続編も良し。新たな設定での新作も期待したいし、新作が待ち遠しい作家だ。2016/03/01
Norico
41
ママさんは、なみだシリーズの天才的プロファイラー。紆余曲折あって喫茶店開業したんですかね。相変わらずとぼけた感じ。電車の中とかでさらっと読めてよい感じです2017/07/02
りょうじ
35
読みやすかった。喫茶店なのにコーヒーではなく日本茶ってのはビックリ(笑)結構期待はずれみたいな評価が多いみたいですが、私は楽しく読めました。2016/04/20
なな
32
初読み作家さんでした。日本茶専門喫茶店に惹かれましたが、そこまで引き込まれずに読了。まさかのシリーズ物⁈でした。ママさんのぶっ飛んだキャラクターにかなり引きました(苦笑) 途中ついていけなくなる程でした。もう少しお茶に関する薀蓄があると良かったです。2019/04/26
ううち
31
コーヒーでなく、なぜか日本茶が専門という喫茶店。お茶請けがどれも美味しそうです。パパッと謎を解決してくれるし、ネタ満載のテンポ良い会話が楽しい。作者の方は身長160センチの女子が好きなのかな。2016/06/16
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