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内容説明
子どもと過ごす毎日が楽しくなる。それは、人生が豊かになるということ――。子育ては誰でも悩み、たくさん壁にぶつかるものです。ぜひ一度肩の力を抜いて、本書を開いてみてください。あなたの悩みを解決する糸口がきっと見つかります。本書では、なぜ子どもは困った行動をとるのか、それにどう対応していけばいいのか、ママとパパから寄せられた27の質問に沿って分かりやすく解説。さらに、従来の「しつけ」の問題点を明らかにし、親自身も成長する明るい子育てのガイドラインを示します。ママとパパから絶大な支持を集める子育てアドバイザー、待望の第二弾! 【目次】その1 子育てに悩むすべての人へ/その2 食事の悩み/その3 排泄の自立の悩み/その4 友達関係の悩み/その5 子どもとの関わり方の悩み/その6 子どもとの距離感に悩んでいる人たちへ/その7 子育てを通して親の自己肯定感を高める/その8 子育てで目指せばいいたったひとつのこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっくす
55
6歳児のムスコ、最近あまりに生意気な発言が増えて母は悩み、自信喪失、疲労困憊…。育児本に頼るのは自信がない証拠だなと思いつつも、第一弾も良かったので読みました。上っ面だけの一時しのぎのテクニックなどではありません。子育てを難しくするありがちな問題点を指摘してくれていて図星のことも多々。日本ではずっと支配的な育児がなされてきて良しとされてきましたが、負の連鎖は断ち切らないとですね。子供も自分も今もこれからも楽しく生きてけるように。筆者の考え方が好きです、辛くなったら何度も立ち返りたい。2017/01/12
majiro
10
著者みたいな人の存在そのものが、心をラクにしてくれるよな・・・。心配の種はつきないし、自信はなくなる一方だし。でも、そんな方向で人生終わりまで行っちゃって、自分はもとより、子供たちそれでいいのかよという境地?に思い至って。それからもまたぐるぐるやるんだけど、ともかく、なるべく結果が良くなるように、適宜、気合い入れたり力抜いたりして、やるっきゃないんだよな〜。2016/05/26
人間
9
最近二歳間近の息子が反抗期でお手上げだなと感じることがしばしばあって読みたくなった。もしかすると、家と保育園と職場を往復する忙しさの中で、息子から見れば「カーチャン最近ダメ出しばっかりでつまんねえなあ」と思っていたのかもしれない。意図的にスキンシップや褒めること、受け止める言葉を増やして行かなきゃと気がついた。支配や制御の観点から子供を見ていないかも再確認したい。トイトレの考えはすごく参考になった。下手なプレッシャーは子供の自尊心を傷つけ、その後の成長にも影響を及ぼしかねない。親が躍起になってはいけない。2020/02/05
星の王子さま
8
保育の、基本。乳幼児期に、子を受容していく大切さが描かれていた。 難しく考えず、周りとも比べず、目の前の子と触れあい、目を合わせ、心で関わっていこうと思えた。大人の思いも大切に、受けとめつつ、無理な要求は断る。そこで子が葛藤する経験が大切。 2016/03/06
コモックス
3
イヤイヤ期終わったはずの4歳の子どもの癇癪や甘えに悩んでたときに出会った本。小手先のテクニックじゃなく、とにかく可愛がって、愛情で満たしてあげるという当たり前だけど当たり前にできてないことが大事なんだね。再確認。忙しくて幼稚園と習い事のお迎えで、あとは食事してお風呂入ってと事務的に育児してたけど、そこに愛情が足りなくて子どもはキーキーとして求めてたんだろうな。明日からもっと時間と心に余裕を持って、「無条件の存在の肯定」をしてあげたい2020/11/01