マーガレットコミックスDIGITAL 僕とシッポと神楽坂（かぐらざか） 8

著者名：たらさわみち【著者】

集英社（2016/01発売）

• ISBN：9784420153195

内容説明

獣医師として、ぼくが選ぶ道は──。安楽死を勧められた犬の存在に、心が乱れるコオ先生。けれど夏休みに訪れた「猫の島」で、未来を拓く奇跡の出会いが…!?　試練と成長の、第8巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サルビア]

コウ先生が、落ち込んでいる。5軒の病院に断られた老犬をコウ先生が手術したが、亡くなってしまう。SNSで、その事を誹謗中傷されたコウ先生は、心身共に疲れ、トキワさんの勧めで、離島にいく。そこで、コウ先生と同じように手術をした事で訴訟になり、医師を辞めて、島に来た紫波あきら先生がいた。

2018/12/21

[しましまこ]

獣医モノは避けて通れないよな、安楽死問題。分かっちゃいるけど読むのは辛い。可愛い猫のヴィンチとカッコ渋いシロホシが癒しだ。

2016/09/10

[しらたま]

ゴッホからヴィンチへ；たらさわさん描く動物たちはみんなかわいいけれど、ヴィンチは格別では。猫お迎えしたくなります。子育ての再現は、親には最高の癒しかも。　ぼくは、ここで・・・；命を扱う仕事だと、いつもこんなことが付きまとっているのでしょう。何が動物たちのためになるのか、難しい。　もうひとつのミッション；ホリくんが日々成長していく姿が眩しいし、軽率なＳＮＳ等の利用は、みんなが控えるべきだと思う。　うわさの二人；大地くんが前に進めてるのは、トキワさんやコオ先生等、素敵な大人と関われているためかも。

2016/03/12

[みるきー]

今、お年寄りが飼ってるペットが、面倒みられなくなった時に捨てられたり放置されたりする問題が起こっているとニュースで見たけど、最初の話はそうなりかねないお話だった。でも、堅物そうな溝口さん、実はとってもやさしくて、ほのぼのした。ぐりちゃんのお話は重かった。せっかく最善を尽くそうと努力したのに、理解の無い家族のＳＮＳの書き込みひとつで今まで信用を築いてきたのに崩れそうになってしまうなんて・・・。ペットの安楽死の問題とＳＮＳの怖さの両方をうまく取り込んだストーリーにどうなるのかハラハラしながら読んだ。

2015/11/29

[エーメ]

重体のペットをどうするか…`避けたい・避ける´獣医と決断できない飼い主。ペットを巡る暗部だと思った。SNSで噂される…昨今の社会を描写。実習生ながら、ホリくん活躍。飼い主からの言葉が励みになる。私も嬉しくなった。大地がしっかりしていて感動。

2024/09/03