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内容説明
「私の所においで 紫の君…
ずっと一緒にいてあげますから…」
花と見紛うばかりの美しき皇子・光源氏。
義母・藤壺の女御への叶わぬ想いに囚われながらも、
左大臣の姫君・葵の上を娶ることを決める。
しかし心は満たされぬまま、その歪んだ妄執は、
空蝉の君、末摘花、六条の御息所…
他の女達へと向けられるのであった。
このまま、修羅の道へと堕ちていくかと思われたその時。
光は藤壺の女御の姪・紫の君と、運命の出会いを果たす…
---光源氏は、果たして本当に光の中だけを歩んでいたのか?
千年語り継がれる歴史ロマンスを、奇才・桜田雛が新たに紐解く。
美しくも黒き「桜田源氏」の愛と陰謀を描いた、超訳・源氏物語第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和夜
11
やっぱり桜田先生のこの世界が好き。一途も過ぎれば歪んでしまう、というのはある種王道で好きです。まあ、ただしイケメンに限るんですが…。めちゃめちゃ髪が美しい末摘花の話も好きですが、やっぱりこの巻は若紫かな。健気でいじらしいです。さらっと六条御息所が出てきて笑いました。原作もこんなさらっとだったっけ?2018/11/23
椿
10
風流な気持ちになれない…。光源氏が、ギラギラしていて傲慢でプライドが高くて。でも、この性格の悪さが面白くなってきたけどね。若紫の祖母は母の母親だったけど。この漫画での紫の君の祖母は、父親の兵部卿の宮の母親になってるんだね。2016/02/12
睦月
7
原作もあさきゆめみしのほうも読んだけどこれはこれで面白い。2016/04/11
玉あゆ兎
6
人って善だけではないし 誰しも黒を持っている気がして 言葉は良くないかもですが人間くさい 逆にこれもありかなと2巻を読んで思っています とりあえず読んでいくと思います2016/02/19
滝
6
源氏の絶対的な自信があるように見えつつも不安定なところがいい。あと絵が美しい。2015/12/29