角川文庫<br> ぼくが医者をやめた理由

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角川文庫
ぼくが医者をやめた理由

  • 著者名:永井明【著者】
  • 価格 ¥462(本体¥420)
  • KADOKAWA(2016/02発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043447015

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内容説明

病気とは? 医者とは? 人間とは? こうした根本的な疑問を抱きつつも、“立派なお医者さん”目指して奮闘していた著者が、なぜ医者をやめたのか?同僚の医師・看護士との親交と軋轢、病院システムの問題点、さまざまな症状や生活背景を抱えて病院を訪れる患者の姿、笑うに笑えぬ治療での失敗談……。実体験にもとづくエピソードの数々を、真摯かつユーモアたっぷりに描いて、医療、そして生と死について再考を促すベストセラー・エッセイ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

11
もうずいぶん昔だけど、こうも医療機関が逆風に晒されている今、永井先生なら何を思われるか。。。

讃壽鐵朗

3
これほどに赤裸々に医者の心中を披瀝した本はないのではないか。 医者が読めば、思い当たるところが多く、よくも平気で医者を続けているかと感じるだろうし、一般人に取っては医者の本当のところをよく理解できる。 かつて、ベストセラーになったのも当然だ。2019/05/19

しまん。

2
作者が患者を診ていく中で感じる悩み、医者は聖職者なのかどこまで治療をするべきか自己満足か患者のためか、まだ医者になったわけでもないけれどどの悩みもどこか分かるような気がする。そもそも医者なんて、医者になるまでに大した人生を歩んできた訳でもないし、悟りを開いたわけでもない。それなのに初対面の自分よりも幾周りも年上の人だったり何を考えているか全くわからない精神病患者の人生を左右したり、さらには終わらせたりしなきゃいけないわけで、作者のように自分に対して真摯な人間は医者なんてやってられなくて当然な気がしてくる。2014/02/12

万次郎

2
悩みながら、それなりに頑張る、ごく普通の医者の物語。人の生死に関わる職業の苦悩、どこかで割り切らざるをえない心情に共感してしまう。 うまく言えないが、何度も読んでしまう魅力がある本。2012/06/05

tnyak

1
予想していた以上に 面白く 一気に読み終えた 大満足の一冊だった2024/12/25

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