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内容説明
「人間なんて 殺すだけの生き物じゃないか」 人を殺めるだけの妖怪・七人ミサキ。 忌み嫌われる彼らの願いは 「七人全員で救われること」だった。 あやふやな噂を信じて懸命に努力する先頭・壱彦には、 ある心の拠り所があった。 人と妖かしの温かい絆 そして想いが溢れる妖怪奇譚。 万感の最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
36
成仏ってなんでしょうねぇ、七人ミサキの壱彦が痛々しい。頑張っても頑張っても変えられない運命、でも絶対変われる！という強い思いが胸をうつ。子供にも大人にも蔓延しているイジメにあってる人に、境目屋さんのような場所と実さんみたいな人を斡旋できないものだろうか。あまりにダラダラ引っ張る漫画は好きではないが、「当然打ち切り」みたいに終わるのはどんな意図があるのかと勘繰ってしまう。美味しく頂きました2019/05/08
ぱんなこった
9
ハートフルな境目屋さんと妖怪達の日常漫画ついに完結の巻。ここの妖怪の物語は、きっと人間にも同じ事が言える内容で、凝り固まってしまった心に訴えかける何かがある。あえてやや重い七人ミサキの物語をラストにせず、狐君の成長と見守る実君の物語でしめくくる事で、漫画は終わってもこの世界は息をして続いてる、そんな感じがしてこの終わり方で良かったと強く思った。個人的には特別編「おませな恋」の鬼さんと女の子の更なる後日を想像してホッコリしてます。2015/03/27
MamaxKoko
9
最終巻で寂しい。もっと妖怪たちとの交流読みたかったなぁ。最後までいい子達ばかりで癒された。2015/03/02
アヤ姉
9
妖怪たちのキラキラした可能性を信じている、境目屋の実さん。表紙の笑顔がステキ・・・癒されますｖ色んな人も妖怪もいて成り立っている世界。実はどこかで百鬼夜会（現代に移住した妖怪の集まり）が開かれているかも。「頑張っても頑張っても 変えられない世界や仕組みがあるのかもしれないけど…自分たちは絶対に変われるんだ ね、その生き方自体が尊いんだよ」2015/02/24
もよ。(＾ω＾)
8
花房組の集合が見れたのはすごく嬉しい！ここでもナイスがしゃどくろの左門さん。うちの大好きなあなたは海外ボランティアをしているのね。雨次郎もまた出てきてくれて嬉しい。覚の鈴千代さんの話も良かったけど、７人ミサキの人たちにすべて持ってかれた。つらい、つらすぎる。けど、だからこそ壱彦は優しい心を持ったんだなぁ。全四巻、借り物だったけど欲しくなった。(笑)2015/03/11
