100年インタビュー<br> 夢うばわれても - 拉致と人生

個数:1
紙書籍版価格
¥1,210
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

100年インタビュー
夢うばわれても - 拉致と人生

  • 著者名:蓮池薫
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • PHP研究所(2016/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569781938

ファイル: /

内容説明

NHKBSで放送中の人物ドキュメント番組「100年インタビュー」で語られた、拉致被害者であり、現在翻訳家・新潟産業大学専任講師として活躍する蓮池薫さんの言葉を単行本化したもの。大学3年の夏休み、帰省中の柏崎の海岸で、突然拉致という国家的な犯罪に巻き込まれた。本書の語りは、その現場から始まる。拉致の瞬間の様子から、沖に向かうボートから見えた柏崎の夜景。船酔いしながらたどりついた北朝鮮で感じた絶望感。その後、言葉を勉強することを決意。招待所とはいえ、極寒のなか、乏しい食料と燃料に苦しい生活をしいられた。しかし、キムチづくりの苦労や日本食が恋しくて手作りした納豆で腹痛を起こしたことなどを笑い話として懐かしく語る。一時帰国が決まったときの葛藤、帰国後、自活をするために挑戦した翻訳家への道など、蓮池さんの不屈の心が伝わります。いまだ解決しない拉致問題を、忘れないでほしいと願いをこめて発刊します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

26
とてもあっさりと書かれているため却ってどれほどのことがあったろうかと察してしまう。まだ言えないことがたくさんあるのだろうなぁ。一刻も早い解決を!2014/01/30

むつこ

16
今更ながら、拉致被害者だった蓮池さんのインタビュー本。知りたかったことがやっとわかった、もっと早く読めば良かった。まだ伝えられないことがたくさんある中で、伝えられるギリギリの言葉に胸が震えた。日本の食べ物に似たものを食べて力づけられ、絆を全部つなげられる解決策を追求してほしいと望んでいる。一日でも早く解決してほしい。2017/08/30

雨巫女。@新潮部

11
《私‐図書館》どうされているかは、気にはなっていた。拉致というあり得ない被害に遭い。日本に、帰国されて、どう過ごされてるのか、気になっていた。しかし、野次馬みたいなことは、したくないし、翻訳された本は、見たことはあるけど気になってました。今度著書読んでみます。2011/11/30

うめぼし

7
拉致被害者の蓮池薫さんの本。今(2010年)は公務員と翻訳家の仕事をされている。文字が大きく二日で読めた。日本に戻って自分の稼いだお金で子供達を育てられることが生きがいになると。北朝鮮では自分の子供でも国がすべてレールをひいていたようだ。2016/10/17

じゃりんこチエ

6
拉致されてから帰国できるまでが簡単に書かれている。字も大きく、振り仮名もふってあるので、幅広い年代に読んでもらい、拉致被害者の帰国のためになるようにという思いがわかる。拉致されてから、北朝鮮で暮らすことになっても、どのようにして順応して生き延びようかと考えながら生活する様もわかり、やはり頭の良い人なのだと思った。もっと詳しいことを知りたくなった。2013/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4256328
  • ご注意事項