内容説明
大国アステ・カイデの巡検使として諸国を旅するカルナーたち。彼らの次なる任地はキルステナン公国。シェイテム香の交易で賑わうこの都市国家で一向を待っていたのは、シェイテム香の原木をめぐる争いだった。カルナーは事態を冷静に見守ろうとするが、パウイが何者かにさらわれてしまったことを機に、遂にその争いに巻き込まれてしまうことに。待望の砂漠神シリーズ、堂々の開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei
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☆☆☆☆2017/09/01
yabazo
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今度はキルステナンにやって来る一行。その街でシェイテムという香料を巡った商人側組合と改革派貴族の争いに巻き込まれる(というか、自ら関わっていく)。さらに前回登場したマナータとラダナックが西ローダビアからやってきて、なんだか分からないうちにカルナーと行動を共にする。パウイは攫われて、リザネクとバルゼはかやの外って感じ。正体不明の魔術師級の人もカゲにいるみたいで、さあ、盛り上がってきましたね。これまでに比べて1冊の分量が多いと思ったら、2つのノベルズを合体させたものらしいです。次も楽しみです。2023/01/19