内容説明
生産的構えの人には、たとえ経済的資産がなくても、心の資産がある。
生産的構えをもって生きていれば、自然と心理的資産は増える。
生産的構えの人の宝は自分の心にある。自分に頼り、自分の力でやったことが達成感を生む。
生産的構えで生きている人は社会的に成功していても、していなくても、心理的には充足している。
人間にとって生産的構えで生きるか、非生産的構えで生きるかは決定的なことである。
愛する能力が人を幸せにし、愛する能力の欠如が人を不幸にする。
生産的構えが人を幸せにし、非生産的構えが人を不幸にする。
人間が生きるということは、生産的構えで生きるか、それとも非生産的構えで生きるかの、心のなかの戦いなのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんてゃ
5
キャバ嬢やってると本当に加藤諦三がしみる まったく別次元のつめたい世界で戦ってる気持ちになるので本当に人間として大切なものを忘れてしまう 今の自分にぴったりだった 自己肯定感の低さはなんとかしないといけない! 受け入れること不幸が悪いわけでもないとにかく受け入れて自己実現のために働いて生活して喜びを大切な人たちと分かち合えていけたらいいなって思う 自分の心の中でちゃんと決める自分のための行動誰かのために自分を偽るのはやめる2018/12/13
96sann
4
いかにして生産的な心構えを持つか。少しの劣等感は良いけれど、悲観的にならず、自信をもって楽しむべし。2016/09/23
もちゆき
1
人生を「生産的」構えをもって生きるか、それとも「非生産的」な構えで生きるか。物事の捉え方も行動も幸不幸もこの心の構えが生産的か非生産的かで全く違ったものになる。いい人と言われている人で、心が充実していれば生産的いい人。でもいい人と言われていても実はストレスを抱えてしんどいなら、非生産的いい人かもしれない。同じいい人でも心の中は真逆のことが起きている。人間関係になぜか疲れるとか、いい人をやめたいとか、そんな悩みをスッキリさせてくれる一冊。2016/05/04
みぃ
0
加藤さんの本は、事例を色々な逸話に置き替えて丁寧に何度も説明してくれるところが好きです。 親から受けた愛情の質、量が人生の幸福を決める大きな鍵になる。「本来の自分」では認められないと思い、猫なのに犬として必死に生きている人は生きづらい。まずは、自分はネコと認めることから始まる。 ⭐︎42023/10/08
まみょんちゃんねる
0
幸せになるためにはどういう「自分」であるべきか。あり続けなくてはいけないか。いろいろなケースを取り上げて説明されていた。その中で個人的には、著者のうつ病患者の捉え方が腑に落ちなかったが。「自分」はどのように生きるべきか。どのように生きると不幸になってしまうのか。何度も角度を変えて語られるので、最後にはしつこくも思えたが、それほどに著者は訴えたかったのだろう。2023/06/04
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