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内容説明
──伝言なんて残してくれるな さよならさえもこの耳で その声を聞きたかった恋だったのだ その「伝言」は時に甘く、切なく胸を締めつける──。東京から3時間10分の街を舞台にそれぞれの人間ドラマが重なり合うオムニバス連作、第2巻! 【収録作品】Vol.04 スイートソロウ ─夢の夢こそ─/Vol.05 スイートソロウ ─ハミングバード─/Vol.06 スイートソロウ ─渚のSALLY─
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コトリ
11
全部好きです。どこかで繋がってて誰かが誰かの知り合い。身近に感じられる雰囲気。持田先生の歌の詞の様な言葉運びが大好きです。純名さんは孤独と戦っていたけれど都木谷さんのお陰で孤独であることが正解だと気づかされるシーンがぐっときます。百瀬くんは伝言で茅羽ちゃんを励まし、人と接するのが苦手なものの最後の遊具での告白がとてもかっこよかった。プレゼントがサイズに合ってないけどそこがいい。藍ちゃんはサリーさんと出会い、自分の思いを吐露する所に人間臭さがあって性格が悪いという描写を払拭させます。恋、実るといいね!2016/03/27
どあら
11
妹から借りて読了。cookieでも読んでいますが、コミックも楽しめました!2015/12/18
veri
8
眠れない夜は何か読むに限るのです。突き放すようでいて、優しく許してくれるようなお話。とても素敵。泣いて泣いて、その後でようやく癒されるようなそんなお話。2017/02/19
akane
8
2巻も期待を全く裏切らない素敵な作品だった。特に好きだったのは『Vol.04-夢の夢こそ-』。前作のEN MOREや陣内などのキャラクターもリンクしていて、続けて読んでいる読者には嬉しいことばかりで読みごたえは抜群。早苗が都木谷の伝言板を読んだシーンのモノローグが漫画というものの域を超えているような、まさにsweet sorrowなものだった。画と重ねてみると本当に綺麗で繊細。-さよならさえもこの耳で その声を聞きたかった恋だったのだ-2015/10/11
幸音
7
「夢の夢こそ」ヒットし続ける脚本家・純名早苗。病気ではなかったの?あの話の運びからラストに繋がらなくてちょっと分からなかった。でもラスト直前までの流れはとても好き。「ハミングバード」人と話すのが苦手な百瀬けいとが毎朝見つめているのは可愛い女の子。けいとが大学で茅羽を見かける度に知っていく一面が、彼女も人付き合いが不器用らしくてもどかしい。2巻ではこの話がお気に入り。「渚のSALLY」仕事を辞めて田舎に戻った吉永藍と波止場のサリーさん。ものすごく突き刺さる話だった。「会いたかった」と言われないってつらい。2015/09/27