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内容説明
毎日返してくれた伝言の返事から愛してるって言われてるような気がしたの 男性に愛されたことのない26歳・花乃。自他共に認めるワンチャンの女・萌加。彼に告白できないまま居候する三葵。岡山のある街を舞台に、それぞれの切なく甘いドラマが紡がれる──。 【収録作品】Vol.07 スイートソロウ ─花と影のソネット─/Vol.08 スイートソロウ ─トロンプルイユ─/Vol.09 スイートソロウ ─ふたり静か(最終話)─
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ずっか
15
スゴイ。胸がぎゅ~~~ってする。まだ相手に気持ちを伝えるか伝えないかの時のドキドキ感、相手と話をしているのに血の気が引いて魂が浮遊している感覚、思いが叶ってたまらない幸福感。漫画を読みながら、恋の疑似体験してしまった・・・さらに、それぞれの話が少しずつ絡まっているので、無限ループ間違いなし!素敵な作品でした。2019/03/14
幸音
12
最終巻。全ての話で泣いた。「花と影のソネット」女友達の弟と数日同居することになった花乃。誰からも選ばれたことがない、いつか枯れる物にたとえないでほしい、私のことなんて誰も見てない、花乃の言葉が突き刺さって3巻で一番つらかった。「トロンプルイユ」恋愛が分からないワンチャンの女・萌加。未成年の十真が初々しくて微笑ましい。リボンのやりとりがロマンチック。「ふたり静か」父親が見つかるまで、その日話しかけた相手と一緒に暮らす三葵。別れのシーンに泣く。えんじとナミの再登場嬉しい。あと今まで出てきたそれぞれの合図も。2016/05/28
コトリ
10
ふたり静か、泣いた~~!3巻で一気に大人度が上がってドキッとしました。ちょっと男にだらしないかもだけど本当の恋を知っていく主人公たちに知らず知らずにエールを送ってページを捲る手が止まりませんでした。もっちー先生の言葉はいつも私の琴線に触れ、生きる力をくれます。2016/06/26
akane
7
スイートソロウ遂に最終巻ということで少し寂しさもありますが、甘やかな幸福を感じられる1冊でした。Vol.8-トロンプルイユ-愛を知らない萌加とアプローチする18歳の男の子とのお話。『俺のために変わって下さい』は萌加にとっては大きな温かい、愛の言葉。Vol.9-ふたり静か-モノローグが何より秀逸。日常の中のさりげない優しさ(コーヒーの角砂糖、指先の冷たさ、伝言の返事etc…)が愛を伝えてくれています。一転して、言葉ではない愛を見ることができました。スイートソロウの住人たちも勢揃い。2016/05/28
ミリー
7
大人の女性のコンプレックスだとか小さな願いだとか捨てられない気持ちとか、色んな思いが沢山詰まってました。 一つ一つの物語は短編でも長い物語を読んでる気持ちになったり、先を想像したりと持田先生の作品は本当に丁寧に描かれてて色んな人にお勧めしたい。 ストーリーも勿論、絵やセンスも大好きです。 絵を見るだけでドキドキさせてくれる漫画家さんは本当に一握りだと思う。2016/05/26