もの言うキャスター

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もの言うキャスター

  • 著者名:大越健介【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 主婦と生活社(2015/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784391147926

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内容説明

NHK『ニュースウオッチ9』キャスターを務めた著者が、4年余にわたって書き綴ってきたコラム『現代をみる』を書籍化。「いま言うべきことは何か」「伝えるべきことは何か」「誰のための放送なのか」キャスターとして、報道人として、何より現代日本を生きるひとりの“常識人”として。ニュースの現場、日本のいま、そして自分自身と向き合いながら紡ぎ続けた言葉たち。新たな書き下ろしとともに、“元祖・もの言うキャスター”池上彰さんとのスペシャル対談も収録。 主婦と生活社刊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツバメマン★こち亀読破中

19
文章が上手っ!アメリカのコラムニストみたい。芯があるけど柔らかい感じは9時のニュースの語り口調そのまま。震災時にキャスターを担当していた人だから、この問題が続く間はもう少し継続して欲しかったな。東大の野球部出身だから、この人の考え方の根底には“野球”が常にあって、だから信用できるのだ!2017/06/08

チェアー

4
うーん。NHKらしいまっとうな「民主主義」を体現している人。チクリと刺しているのだが、真皮には届かない。一部にはこれは突っ込まれるよなあ、という部分も。それでも真面目でまっすぐなメディア人は貴重。巻末の池上さんとの対談は、池上さんのご意見拝聴会になっていたなあ。2016/03/24

3
著者は、若い頃から努力して経験を積みながらも、その過去に引っ張られることなく自分を「真ん中」に置ける人なのでは。そうやって新しい現象や人物に迫っていけるところが、記者としての力なんだと思った。センスのある野次が必要、というのは納得させられ、ガガ様のインタビュー後記も面白かった。2016/11/06

hk

3
NHKに宮仕えしている大越氏によるコラム集だ。NHK公式ウェブサイトにおける5年間の連載から厳選した上で加筆修正している。1コラムが2000文字前後で、テーマはタイガーマスク現象から東北大震災、AKBまでと多岐にわたっており、たいへん手軽にここ5年の社会変遷を振り返ることができる。それでいて公平中立という建前を弾除けとした無難で味気ない報道と、客観性を装いながら力強い示唆を視聴者にあたえる報道のさじ加減で試行錯誤する大越氏の姿も垣間見えた。肩ひじ張らずにのんびりと読書するのに適した一冊だろう。2016/07/28

ヘミングウェイ・ペーパー

2
NHKの「ニュースウオッチ9」で以前キャスターを務めた大越健介さんが、番組ホームページ上で綴った200編以上のコラムの中から68編を厳選し、まとめたものです。いずれも秀逸です。“ 命のバトン ”の項では、脳死と判定された6歳未満の男児から心臓・肝臓・腎臓がそれぞれ3人の患者に移植されたという記事に触れられています。移植を申し出た男児の両親のコメントと、肝臓の提供を受けた女児の両親が寄せたコメントには胸を打たれました。巻末には池上彰さんとの特別対談も掲載されています。こちらも秀逸です。2019/05/01

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