内容説明
“北海道ウンチク本”の決定版! 北の大地に根付くユニークな自然・産業・文化のあれこれ。人知れず地味な研究・展示活動にいそしむ博物館・資料館の専門家たちが熱く語った“おらが町のちょっとイイ話”“自慢の所蔵品”の数々。読めばあなたも人に自慢したくなる!
目次
はじめに
第1章 謎を秘めた北海道の生き物たち
第2章 プレート衝突が生み出した大地に眠るもの
第3章 天空に広がる星と月
第4章 ワイズユース・自然と人間の関わり
第5章 大地が育む人のおおらかさ・あたたかさ
第6章 北の大地で活躍した人々
第7章 北海道の戦争の記憶
第8章 地域に残る先祖伝来の風習
第9章 アイヌ語地名とアイヌ文化の伝承
第10章 遺跡から見えてくる古代の文化・風習
第11章 まちの記憶と文化を刻む古い建物や資料
あとがきに代えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katashin86
2
広い北海道中の博物館学芸員が、その土地に根付く自然・文化・歴史のあれこれを自慢する49稿。北の大地へのあこがれが増す一冊。2023/07/17
たなかはん
2
北海道の市町村の学芸員が語る、アカデミックなおらが町自慢といった感じ。わが地元の町の記事は、弟の友人が書いていてほほうと思いました。2018/03/08
おおかわ
1
博物館の学芸員がどのようなこと伝えたいかがわかる本だと思った。北海道の自然や歴史、内地との違いに触れつつ、学芸員としての苦労や今後の展望についても触れていてとても参考になる本だと思った。2021/08/21