ファミ通文庫<br> 迷宮都市のアンティークショップ3

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ファミ通文庫
迷宮都市のアンティークショップ3

  • ISBN:9784047308008

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内容説明

「儲け話がある」とトリスタンが切り出した。依頼人は幼い少女。亡くなった父の形見を取り戻して欲しいと言うが――【少しだけ煤けた瑪瑙の指輪】。休日、ケーキバイキングを楽しむソアラの前に出された付与道具とは……【生クリームのついた小剣】。アンデッドであふれたダンジョンで、アネモネはデュラハンと化した兄と対決する。フジワラも、元凶となった“屍者のオルゴール”の鑑定に挑むが――!! 『鑑定』で明かされる探索者たちの冒険譚第3弾! 文庫書き下ろし『あるいは薬瓶でいっぱいのバスケット』『年季の入った遊戯札』も収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しぇん

12
流石ファミ通、容赦なく打切りですか。残念です。百鬼夜行事件の解決編は何とか舞台裏まで書かれていたのが救いです。アネモネさん可愛くて良かったです。唯、予算の都合あるとはいえ店長が本気だして表から協力してたらもっとあっさり解決してたんじゃ……。他の冒険者達の話も伏線一杯のこっているので、アネモネさんと店長の関係と併せて続きが読みたかったです。2015/12/04

真白優樹

11
現在ではほのぼのとした一幕、過去では大きな決戦の今巻。現在と過去の温度差が凄い気がするが気にしてはいけない。というか過去の事件の元凶がかなり壊れた人物だった訳であるがやはり同情の余地は無さそうである。というかフジワラは何者なのか。どうやら子供の頃転移してきたようではあるが。そして今回は過去の総決算となっており並み居る怨霊との決戦、そして兄妹の悲しき死闘が見せ場となっている。・・・既に取り戻すことはできないから、妹は兄であったものを討ち果たす。それが何よりの手向けになると信じて。 今後の展開も楽しみである。2015/12/01

シュエパイ

10
そうか……実はこっそり転生無双系だったのか……(驚愕)まぁ、そんな部分はどうでもよくて、アイテムごとの紹介文が相変わらず楽しいシリーズ、書籍版はこれでいったん閉幕らしいのですね。ちょと残念。相変わらずおとぼけ4人組パーティのお話は面白くていいなぁ。あと、ロートルズもいいやつらなのでお気に入りです♪前からちょっとずつ語られていた屍者のオルゴール事件もきれいに片がついて、ちょっとすっきりしてページを閉じるのです2015/12/13

たにやん

7
シリーズ3作目。「百鬼夜行」事件が解決、ラストバトルのフジワラさんの無双っぷりが読んでいて面白かった。そしてラストのアネモネがめっちゃ可愛いすぎる、ぎん太さんの絵がドストライクでした。物語としては一区切りのようですが、まだまだ回収していない伏線や話がたくさんあるのでぜひ続編を出して頂きたい。2015/12/13

F.key

5
完結。いつもの日常?短編から、アネモネの悲願成就、最後は迷宮の真相をめぐる話としっかりまとまってたと思います。フジワラや師匠の過去や「ロートルズ」との話、一人前へと踏み出したソアラたちの話等、まだまだ続けられそうなので少し残念ではあるけれど。短編集形式で気軽に読め、章間のアイテム説明も面白かったです。ひとまずこちらでは完結お疲れ様でした。2015/12/14

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