内容説明
金沢の大学で教鞭をとる生物学者の山田ヒロシ博士が、ついに「彼女いない歴=年齢」の記録を止めた。しかし彼女である文系女子・サヨリには、山田に対して深刻な不満があって……。 迷走理系男子の事件簿第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つたもみじ
26
金沢で小さな雑誌社に勤める文系女子・鈴木沙夜梨(スズキサヨリ)と、石川大学でヒキガエルの研究をしている理系男子・山田博士博士(やまだひろしはかせ)の、双方共に拗らせ系の、チグハグだけど微笑ましい恋愛模様…ふわふわ第二弾。連作短篇集。そして謎の枕さん、と、こまくらさん。増えた謎まくら…ちょっぴりファンタジー。ゆるっと謎解き。前作よりも全体的にぼんやりとしたイメージも、軽快な文章でサックリ読了。2017/03/17
あっちゃん
18
相変わらずボケまくり(笑)そのとぼけた世界観が味なのか?しかし変わり映えしないので、このままだと飽きそう( ̄ー ̄)2024/12/12
Yuri
9
変わり者の博士と変わり者の彼女。そして、枕さん。このよく分かんない設定にも慣れてきました。しかし、枕さんの枕さんたる所以は分からず終い。 あと、大学の仲間のキャラクターがビミョー過ぎていまいち。2018/02/04
マカ
9
シリーズ第2弾。う~ん・・・やっぱり全体的にシックリこないなぁ。枕さんの存在は結局なんなのか。妄想なのか、はたまたホントに・・・?いや、そもそも2人の関係が曖昧ないんだよな~。お互いホントはどう思ってるんだろうか?けどまぁ、多少気にはなるが続編が出ても読まない気がする。2015/12/28
yamakujira
8
研究室で山田さんが「『あした』とは土曜日のことで」と言いながら、翌日、沙夜梨さんは「この日曜日は」と言う。また、「大学から最も近い酢の醸造所」が巻頭の地図ではちっとも近くない。それに、シリーズ2作目らしいから、ふたりのなれそめや枕さんのことがよくわからない。そんなとまどいはありながらも、大学に在籍する研究者の山田さんと、地方出版社に勤める沙夜梨さんの恋物語は、暗号などのミステリーテイストも混ぜながら、とぼけた雰囲気でドタバタした展開を楽しめた。たびたび訪れた金沢の描写も懐かしいな。 (★★★☆☆)2017/06/10
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