角川文庫 座敷わらしとシェアハウス

著者名：篠原悠希【著者】

KADOKAWA（2015/11発売）

• ISBN：9784041035641

内容説明

女子高生の佳乃は、大好きだった祖母の遺品を持ち帰ってきた。しかしその日から、誰もいないはずの一人暮らしの部屋に、人の気配がするように。それはなんと「座敷わらし」。仕方なく、一緒に暮らすことになって……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

残念ながらシェアハウスではありませんでした。頭が固いのか座敷わらしといっても成長した男の子との同居はちょっと・・と娘になら小言の一つも言おうものだが、自分なら家政婦さん付で、賢い俊之や料理上手な真奈子、イケメンの座敷わらしやカンタと楽しい毎日を過ごしたいものだ。悪霊の類は遠慮したいが山加賀さんが助てくれるもの。よければこの巻のみkindleUnlimitedで読ませてもらえますよ。

2019/01/24

[はつばあば]

苦笑）ほんまにもうとしか言葉もでない。先程読んでいた「金椛国春秋」の作者さんで、私の好きな座敷童にシェアハウスものだしと２巻購入した途端読了済マークが(ーー;)。たった2年でこれだけ忘れるものかと暗澹たる思い。ですが前回より味わって読めた気が。祖母の形見の品として持ち帰った香炉。その日から起きる不思議な出来事は座敷わらしと名乗る子供の仕業。気づけばカッコイイ男性に。え～ぇ同居生活あかんでしょうと思いながらも、今迄の座敷童とはちがうニート座敷青年と薄気味の悪かった祓い師山加賀さんが何時の間にか善い人っぽく

2022/01/29

[Kurara]

★2.5 座敷わらしなのに霊感が弱いの？今どき過ぎる座敷わらしだったな。。【19.36】

2019/05/03

[よっち]

一人暮らしのマンションに祖母の形見の品を持ち帰った普通の女子高生・水分佳乃が、日に日に成長し大人の男になってしまった座敷わらし・暁星と一緒に住むことになる物語。その存在に戸惑いながらも、誤解した親友・真奈美との関係修復だったり、暁星をきっかけに変わりつつある幼馴染・俊之、環境の変化に戸惑いながらも使命を思い出し佳乃を守ろうと奮闘する暁星たちとの関係は、いい感じに落ち着いてくれるといいなあと思わせるものがありましたね。現時点ではまだぼんやりとした佳乃の夢をどう実現に近づけていくのか、そのあたりも今後に期待。

2016/04/18

[klu]

いろいろな座敷わらしののパターンがありますね！

2018/08/05