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内容説明
人類を滅亡させ、地球の王者に成り代わろうと企むミクロ生物のギドロン。昆虫を操り人類一斉襲撃の時が、刻一刻と迫る。美土路(みどろ)博士とミクロイドたちは人類の犯してきた自然破壊の罪の重さに苛まれるも、それでも人類の未来への希望を信じてギドロンとの全面対決を試みる! 果たして生き残るのは人類か、それとも!? 昆虫世界を題材にした傑作SFがついに完結。他にSFヒーロー漫画の決定版『サンダーマスク』を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『ミクロイドS』(手塚治虫漫画全集MT185『ミクロイドS』第3巻収録)/『サンダーマスク』(手塚治虫漫画全集MT270『サンダーマスク』収録) <初出掲載>『ミクロイドS』1973年3月26日号~1973年9月3日号 週刊少年チャンピオン連載/『サンダーマスク』1972年10月8日号~1973年1月7日号 週刊少年サンデー連載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MICK KICHI
64
ヤンマだアゲハだマメゾウだ~♬の軽快なテーマでアニメ放映されていた作品、手塚作品としてはマイナーな部類と思う。テーマが秀逸、昆虫の襲撃モノ、ディザスター映画の一分野に挙げられるが、昆虫そのものが知能をを発達させて、戦闘用サイボーグを開発し、人類の奴隷化という戦略的な侵略戦争を仕掛けてくるのはこの作品だけではないだろうか...(多分)昆虫の大群に蹂躙されなすすべもなく倒れ行く人々、ウィルスの攻撃に晒される今のイメージが重なる。当時のテーマは公害であったが、物語に結末が無かった様に、自然破壊は変わっていない。2020/04/13
ふろんた
4
★★★2018/02/11
ホームズ
2
面白かった~(笑)ちょっと後半大慌てで物語をおしまいにした感じがしてしまったけど(笑)こういった作品に出会えるから全集って良いですね~(笑)2012/03/08
直人
0
この巻の後半には『サンダーマスク』が収録されていて,実はそちらの方が「読みたかった」本命だったりする。 特撮ドラマをベースにした手塚先生のコミカライズだが,ドラマ版とは大きく異なるようだ(というのも私はドラマ版は観ていないので)。 ほぼラストは打ち切り状態。 それがとても残念。2019/08/22