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内容説明
万里花の、初日の出を楽と見る計画が失敗し、孤島で遭難した万里花と楽。万里花が体調を崩す中、初日の出を見られるか!? 年が明け、20歳になった羽は夜(イエ)から縁談の話を告げられる。突然の話に羽は…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
38
新年を迎えついに偽恋が本物の恋へ…。今まで軽くあしらってきた万里花に向き合い,千棘からは好きな人がいると聞かされ,羽姉からは告白されるという激動の20巻。鈍感としてもてあそんできたツケが一気に来た感じ。恋物語としての核心に迫るにつれ、どんどん切なくなってくるな…。羽はやはり幼馴染と姉属性がついてたから最初に切られてしまったか…それも舞台から離脱かと焦ったけど残ってくれて良かった。万里花の病気や千棘の発言で動揺する楽はどんな結論を出すのか…。小野寺の名が挙がりながらも千棘の顔を思い浮かべたのは意味深だよね。2015/11/04
ソラ
37
今回でユイ姉さんルートは決着。どんどん広がっていった選択肢をこれから閉じて行ってって作業に入っていってるからそろそろ終わらせに向かっているんだろうなぁとは思う。それぞれにファンがいるから閉じていくのは大変だろうなぁとか思ったり。2015/11/15
nyaoko
35
登録してなかったからもう一回読んで登録。羽姉がとっても大人で可愛かった。こうして1人ずつ楽への恋が終わっていくのかもね。2016/03/06
いーたん
30
ユイ姉ルート決着。万里花ルートは大ドンデン返しがなきゃ、無理っぽいかな。ただ、死ぬと見せかけてからの、奇跡の生還はあるかもしれん。最後は小咲と千棘の最終決戦ってとこだろうけど、この巻を読む限りは千棘の逆転サヨナラホームランが濃厚かなぁ。なんにしてもヒロイン各派に分かれる読者を納得させられる結末になるのか、作者の力量が問われますね。2015/11/11
あなほりふくろう
24
どすっっ。な第20巻。羽姉退場にも拘わらず印象深かったのは万里花の方。羽姉を「大人なんだなあ」と羨む千棘と、その直後「誰より一番子供」と断じる万里花の対比が面白いし、羽姉との激突も「檄を飛ばす」というかこの子らしい思いやりなんじゃないかと好ましく思った。強い子だ、でも「だから嫌いなんです」で見せた表情、あれだけ思い切った行動を起こしておきながらまだ自分でも覚悟完了できていない何か苛立ちがあるというのが垣間見えて、そこも興味深くて。今やってるアレがどうなるのか、彼女が本当に納得できる結末を迎えて欲しい。2015/11/07