内容説明
仙界大戦、勃発!! 殷(いん)は滅ばない――聞仲(ぶんちゅう)によってもたらされた情報の真偽を確かめるために一度崑崙(こんろん)に戻った太公望(たいこうぼう)。そこで、聞仲の強すぎる殷への執着によって歴史に変動が起きうる可能性を元始天尊(げんしてんそん)に語られる。どちらの歴史を選択するか、殷の存亡をかけて崑崙と金鰲(きんごう)による仙界大戦が勃発!! 聞仲は幹部の呂岳(りょがく)、趙公明(ちょうこうめい)と共に崑崙を急襲！ 太公望もまた崑崙に残っていた太乙真人(たいいつしんじん)、竜吉公主(りゅうきつこうしゅ)たちと策を考える。だが、そのころナタが応援に向かった人間界では、妲己(だっき)姉妹と紂王(ちゅうおう)がなにやら妖しい動きを見せていて……!? 楊センと太上老君(たいじょうろうくん)の太公望をめぐる恋のバトルも勃発!? 宝貝(パオペエ)と美少女が入り乱れる新解釈「封神演戯」待望の第二巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柏葉
7
ふおおおぉー、面白かった！１巻がとても面白く２巻への期待度が否応なく上がっていたため、つまらなかったらどうしようと思ってたけど、余計な心配だった。序盤から物語の中にするする入っていける楽しさだった！キャラクターも個性的だし、主人公の太公望もちょっと枯れてるがいい男。太公望と楊戩が信頼関係をしっかり培っている。二人の甘酸っぱい恋模様もいい。先の展開が読めなく、気付いたら一冊読み終えていた。1巻からさほど間がなく2巻が上梓されたのも嬉しい。さぁ次巻はまだか。2015/10/10
HANA
5
封神演義のラノベ版2巻。今回は崑崙 Vs 金鰲の始まり。結構緊迫した展開なんだろうけれど太公望と楊戩が良い感じになっているからか雰囲気がかなり柔らかい感じで不思議な雰囲気。次はまた結構動きそうなので次巻も楽しみ。2015/11/12
しぇん
4
崑崙 Vs 金鰲の仙人同士の戦争会戦と。趙公明は漫画みたいに濃いキャラで作られてるんですね。やりたい放題の太上老君が可愛いですけど、楊戩のかませなんですかね？後書きで原典の主人公、楊戩に触れられていて、主人公達より聞仲達のが好きとありましたが、今後どのような展開になるのやら。紂王が幼女に改造されてしまったあたりわけがわかりませんが。2015/09/27
A'sk
2
1巻を読んだ時にも感じたことだが、美少女だらけ（ハーレム）という軽薄とも言える設定、軽いノリの地の文とは裏腹に、「封神演義」としての本筋の部分はわりとまともに展開しており、不思議な塩梅だな、と。シリアスさに深みを持たせるためにも、戦闘の描写はもうちょっと頑張ってほしいところだが。 竜吉公主のキャラ付けはグッド！2015/10/28
如月
2
管理者同士の戦争、仙人同士のバトル…という緊迫感はあまりなく、ゆるゆるな展開。本当に速攻なのコレ？と疑うレベル。コレを何と表現してよいのかわからない。面白かったかと言えばそこそこ…な感じ。2015/10/07
