フースケ 手塚治虫文庫全集

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フースケ 手塚治虫文庫全集

  • 著者名:手塚治虫【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2015/10発売)
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  • ISBN:9784063737950

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内容説明

渡る世間は不条理ばかり!? 小市民の悲哀を手塚治虫が一刀両断! 漫画サンデーに掲載された「フースケ」シリーズを中心にした、軽妙なタッチのなかに鋭い風刺が光る、ナンセンス短編集! <収録作品>『フースケ』『タイムマシンのみこと』『品川心中』『すっぽん物語』『セクソダス』『負け女郎』『日付健忘線』『アポロはなぜ酔っ拂ったか』『やぶれかぶれ』『ヌーディアン列島』 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『ペックス ばんざい』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『月に吠える女たち』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『くるします・いぶ』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『敷金ナシ!』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『無能商事株式会社』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『占性術入門』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『どんけつ紳士』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『巨人と玩具』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『げてもの』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『フースケ風雲録』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『狐聊』(手塚治虫漫画全集MT83『フースケ』収録)/『タイムマシンのみこと』(手塚治虫漫画全集MT67『すっぽん物語』収録)/『品川心中』(手塚治虫漫画全集MT67『すっぽん物語』収録)/『すっぽん物語』(手塚治虫漫画全集MT67『すっぽん物語』収録)/『セクソダス』(手塚治虫漫画全集MT67『すっぽん物語』収録)/『負け女郎』(手塚治虫漫画全集MT67『すっぽん物語』収録)/『日付健忘線』(手塚治虫漫画全集MT258『雑巾と宝石』収録)/『アポロはなぜ酔っ拂ったか』(手塚治虫漫画全集MT258『雑巾と宝石』収録)/『やぶれかぶれ』(手塚治虫漫画全集MT258『雑巾と宝石』収録)/『ヌーディアン列島』(手塚治虫漫画全集MT67『すっぽん物語』収録) <初出掲載>『ペックス ばんざい』 1969年10月1日号 漫画サンデー掲載/『月に吠える女たち』 1969年11月12日号 漫画サンデー掲載/『くるします・いぶ』 1969年12月31日号 漫画サンデー掲載/『敷金ナシ!』 1970年1月21日号 漫画サンデー掲載/『無能商事株式会社』 1970年3月4日号 漫画サンデー掲載/『占性術入門』 1969年10月22日号 漫画サンデー掲載/『どんけつ紳士』 1970年4月15日号 漫画サンデー掲載/『巨人と玩具』 1971年1月9日号+16日号 漫画サンデー掲載/『げてもの』 1970年3月25日号 漫画サンデー掲載/『フースケ風雲録』 1970年5月20日号~6月20日号 漫画サンデー掲載/『狐聊』 1972年4月号 小説サンデー毎日掲載/『出ていけッ!』 1972年1月8日号 プレイコミック掲載/『タイムマシンのみこと』 1967年1月2日増刊号 アサヒ芸能掲載/『品川心中』 1966年5月11日号 漫画サンデー掲載/『すっぽん物語』 1970年2月号 漫画読本掲載/『セクソダス』 1975年3月11日号 週刊プレイボーイ掲載/『負け女郎』 1972年1月22日号 漫画サンデー掲載/『日付健忘線』 1967年2月号 漫画読本掲載/『アポロはなぜ酔っ拂ったか』 1969年8月号 漫画読本掲載/『やぶれかぶれ』 1966年3月30日号 漫画サンデー掲載/『ヌーディアン列島』 1968年9月号~12月号 現代掲載

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kanata

11
ふつうのフースケが主人公。こんな物語があってもいいじゃないっていう手塚さんの心が。機械人間を笑わせなければならなかったり、局部を増殖させ愛でたり、自分の未来の嫁さんがまさか自分を殺害後、浮気相手に殺されようとしていることを知って何もできないことを嘆いたり。SFが多い気がする。ユーモアあふれて面白い。2017/11/01

ホームズ

7
手塚治虫の大人向けの漫画(笑)こういった漫画も書いていたんですね~(笑)ブラックな内容のものも多くって楽しめました(笑)しかし絵がだいぶ違いますね~(笑)手塚治虫と知らずに読んだら絶対気が付かないと思う(笑)2010/11/24

KDS

6
まだまだあった手塚治虫漫画の未読作品のひとつ。昭和40年代に描かれた大人向けマンガの短編集。「フースケ」はシリーズものではあるが、主人公が下村風介であることを除けばそれぞれの短編は独立した作品であり、物語に連続性は一切ない。そのため他の本に単独で掲載されたものもあり、「げてもの」と「出ていけッ!」のニつは既読作品だった。ブラックな作品が多く、雪女伝説をモチーフにした「負け女郎」の「負け女郎がいる限り日本にはいいことはサッパリおこらない」というラストは、今の日本経済を予見しているようにも思えてやるせない。2022/10/15

roatsu

3
長編とは違う魅力がある短編集。少しブラックなユーモアと漫画らしい想像力に満ちて今でもとても面白い。一応勤め人を主人公にしているので、一昔前になってしまった数十年前のサラリーマン暮らしのタイムカプセルという側面もあります。月賦にツケ、テツマンとか現代っ子には縁遠いキーワードばかりじゃないかと。まさに隔世の感あり。米ソ冷戦下という恐ろしい時代とはいえ往時の日本は平和を謳歌しフースケのような人間も大手を振って暮らせる余裕がある社会環境だったかなと少し感傷的に振り返らせてくれる作品群ではないでしょうか。2014/02/25

ふろんた2.0

2
★★2020/01/27

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