内容説明
ひょんなことから、召し使いグレーテルの身体に乗り移ってしまった王女フレデリカ。そんな中、王女のお披露目会が開催されることに! さらに陸軍大臣ミュラー公爵がグレーテルに疑惑を抱き、探りを入れてきて?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
78
今回もふわふわきらきらと愛らしい綿菓子のような表紙。だけど、フレデリカが中に抱えているものは重かった。妖精と讃えられ、宝石と褒めそやされ、けれど眠りは暗い部屋の中で独りぼっち。眠れない事さえ誰も知らないままで。だからこそ彼女はまっすぐだし、全身全霊の自分をぶつける事で他人の信頼を勝ち得ることが出来たんだと思います。そして母の愛があり、父の信頼があり、友達の存在が出来た。天真爛漫な狂犬ユリウスの本当の意味での信頼を勝ち得られるのはいったいいつのことかな。この流れで行くと二十三時間目あたりのような気がします。2016/12/10
ななりー
29
シリーズ第2弾。今回の表紙は本物の体のフレデリカ。お話の中でも何度も可愛さについて言及されていますが、本当に可愛らしいですね。この体に完全に戻れる日は来るのか?黒猫グレーテルは相変わらず逃げ回っています。グレーテルがイザークを避ける理由も明かされました。フレデリカの状況はとても大変なものですが、そんな辛い中でも人を思いやる気持ちは人一倍強いんだなあというのが伝わってきます。そういう姿を見てイザークも温かい気持ちになっているんだろうなあ。この2人が交し合っている儀式の糖度が高すぎて…キュンキュンしました。2016/02/08
ばなな豆乳
27
次の攻略(?)対象がユリウスじゃなかったということにまず驚き。まあ確かに身近にいながら、ユリウスとは心の乖離点が大きそうですぐには無理ですね、これは。近そうで遠い存在。今回も箱入り王女が一歩ずつ王への道を歩いているようで(そして恋への道も!)、これからの成長に期待が持てます。そしてグレーテル・・・予想していたことですが、切ないです。この作品はビーンズ文庫さんで久しぶりの長期シリーズになりそうで楽しみ。 2015/10/05
サラ
22
予想通り今回の攻略相手はミュラー公爵!しかも望み通りオールバックのイケメン!しかし意外に人並みの欲はお持ちだったw堅物で理性的なのに願望が人並みなのが可愛い…。一番の謎だったグレーテルの正体や立場が2巻にして明らかになるとは思わなかった。タイトルにもあるように今回はタイムリミットとの戦いの連続だったので読んでいるこちらまでハラハラした。着実に未来の女王に近づくフレデリカと、そんな彼女だから守りたいと気づくイザークの信頼関係が素敵。六公爵の誰かが裏切者だろうけど、今のところ月か本の天使が怪しいかな?2015/10/05
幸音
21
元に戻ったはずがまたグレーテルの体に戻ってしまったフレデリカ。1日1時間だけ戻れる儀式に頬が緩む。互いへの信頼の確認行為と添い寝がとてもおいしい。結構身分について厳しく描写されているから、2人の関係って将来障害になるよね。天使の末裔で六公爵の1人であるミュラー公爵かっこいい、けど最後見たらワンコか?と思うくらいには忠犬タイプだった。次巻以降、フレデリカとの信頼の確認行為はイザークと同じようになるのかな?ラストでグレーテルが自ら語る事情にただただ驚いた。何者なんだろうと思っていたけどまさかの正体だった。2015/11/03




