- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
命を救ってくれた家族の離散により、レミは再び愛犬カピと放浪の身となる。そして懐しい養母に面会したレミは、実母が彼をさがしていることを知り、イギリスに渡るが、腹黒い叔父のたくらみで危うく投獄されそうになる。フランスに逃げ戻った彼は、愛する少女リーズとミリガン夫人を求めてさまよう。ようやく彼女たちに出会えた彼の前に明らかにされた真実とは…。 -
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
7
なぜか上中下巻の下巻だけ登録忘れ。2022/06/30
北風
7
泥棒一家のやりたいことがよくわからなかったけれど、ピンときた。なんてこったの連続に、お人好しのレミにマチア同様もどかしかった。それにしても、なんてドラマチックな展開。流しの芸人から、炭鉱夫に身をやつしたり、あんなところまで身を落とすなんて……。最終章の展開を考えると、一人称がわたしでも、違和感なかったのかな。しかし、やはりヴィタリス一座のことを考えると、残念。あのじいさんが最期までいてくれたらよかったのに。2016/05/15
三毛猫メリー
4
養母に再会を果たしたレミは、自分を両親がさがしていることを知る。マチア、カピと共にイギリスに渡り家族に会うが・・・ 幸せな結末で終わると知っていても、いろいろな出来事にハラハラしました。18-1042018/11/22
kagetrasama-aoi(葵・橘)
4
なんという大団円、児童文学はこうあるべきですよね!上巻・中巻と気を揉みながら読み、この下巻も途中まではもうもう先が気になって堪りませんでした!(結末は覚えていましたが、細部は忘れていたところも多かったので。)ヴィタリス親方だけは残念でしたが、古臭い言い方ですが、レミの心にしっかりと生きていると思いました。最後の章のカピの姿が幸せの象徴です。時代を生き抜いた名作って感動を齎せてくれること実感しました。2017/10/20
ひゆり
4
信じがたいほどの困難ばかりがレミにふりかかり、その間に出会う仲間の絆がきれいだと思った。土地の名前や、主人の子どもへの待遇、警察に対しての民衆などから時代が見えておもしろい。2015/02/25