内容説明
国際港湾都市、新潟。外国埠頭で日本人の若い女性が惨殺された。犯人の男は、いまだ逃走を続けている。余命わずかの被害者の父は「真犯人は別にいる…」と。背後に蠢くロシア人の影、不可解な警察の動き、そして謎の美女・マリア…。愛と壮絶な暴力が交錯する、衝撃のミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
58
「探偵シリーズ」三作め。私立探偵 神山が余り好きになれないのですが、何故かよくモテる(笑) 毎回、スピード感が有ってスラスラ読めて面白いです。 何の罪もない女性が、酷い殺し方をされなくてはならなかったのか❔ 五十嵐は?と結末が知りたくて、一気読みでした。まだまだシリーズは続くと思うので、追いかけたいと思います。2016/02/18
はつばあば
41
他の本を読んでいたがページが進まず、神山さんに乗り換え。いい年をしてアクションに血をたぎらせる婆もなんやが、女には面倒見のいい神山さんに惚れ惚れ。しかし・・同姓同名って有るものですね。結婚する前に爺様の実家に寄せて頂いた時、義兄の同級生が。「弟の嫁になったらあんたと同姓同名やれ」とその方曰く「儲かる名前やぞ」・・・儲ける事には縁の無い爺様だったけれど、食べることだけは不自由しないで過ごさせてもらっている。2015/05/19
み
19
さくさくと♪神山さん像が、まだ格好良く浮かばず(>_<)なぜだろ。2015/06/09
007
10
ロシア人怖い。ハードボイルド。五十嵐や麻利子がなぜ殺されたのか?気になりつつ読んだ。ロシア人マフィアは残酷ね。パキスタン人のヘイサムは良い人だった。2016/12/31
塩崎 周司
9
私立探偵 神山健介シリーズ第4巻である。「である」とえらそーに言ったが、読むのは初めてである。中々のハードボイルドであるが、ハードボイルドにありがちな主人公かっこよすぎである。まあ、だからこそ爽快なんだけどね。100文字ちょっとのコメントに「である」6個は過剰である。自戒。。。2016/12/11