祥伝社文庫<br> 早春の化石 私立探偵 神山健介

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祥伝社文庫
早春の化石 私立探偵 神山健介

  • 著者名:柴田哲孝
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • 祥伝社(2015/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396337414

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内容説明

姉の遺体を捜してほしい。それはモデル・佳子の奇妙な依頼から始まった。ストーカーが双子の姉を拉致、そのまま行方不明になっていた。手掛かりは「土の中から姉の声が聞こえる」という曖昧な話だけなのだが…。やがて死んだ犯人の過去を追ううちに、戦前の満州から続く名家の闇が浮上してきて…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

45
久しぶりにいい男に出会えました。探偵がいいのか作者がいいのか・・腰を据えて読むことができました。残念な事にこれは2冊目らしい。物語りって大概春から始まるものだと固定概念を持っていた私が悪い。明治産まれの祖母が寝物語りに「親の因果が子に報い・・・」などと人生教訓・怖い話をしてくれたものだが・・。聞かされて育った今の私は「昭和は遠く成りにけり」を世情で充分味わっております2015/03/07

すたこ

30
★★★神山シリーズ2作目。一作目は微妙だった記憶があったので期待はしてなかったけど、予想外に面白く読めた。ただ、謎という謎ではないような気がずっとしてるので、全部が分かってもすっきりしたという感じではない。「困った坊や」を懲らしめ、ヤクザの梶原とのやりとりがかっこいい。途中途中で出てくる歴史的な解説が苦手だった。それに、同じ女として佳子の言動にはホントにイライラした。2016/05/13

紫陽花

22
中国毒、WOLFに続いて読んだ作品。 既読二作品に比べると少し私には合いませんでした。 展開が…。 手掛かりがほとんどない状態でちょっとした調査で対象者を特定したり、曽祖父からの親戚の生い立ちをスラスラ語ったり、戦前の満州の写真を見て写っているのは〇〇会社だと特定したり… 2年間炭鉱に監禁されたのにもかかわらず生きているのも…。2018/10/20

15
う〜ん、2作目を読んでも神山さんの格好イイ姿が浮かばない^^;3作目は…、読むかなぁ。2015/03/30

crazy cool joe

13
作者のダンディズムがこれでもかと描かれている。もうちょい普通のおっさんのほうが素直に読める気がする。ラストが何気に衝撃的。安定感があっていい。面白かった!2015/10/27

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