内容説明
依頼は雪に閉ざされた会津の寒村で起きた、事故の調査だった。そこで目にした過去の陰惨な事件の痕跡。次々と明らかになる連続大量殺人事件! 犯人は村人の中にいるのか。古くから伝わる昔語りに隠された歴史の闇とは!?残酷な悲劇の連鎖の謎を、解き明かすことができるのか!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
34
あらら、横溝正史の世界やん(-_-メ)。アカンとは云わないが・・・会津の言葉も勉強されてるようやし・・今回の作家さんはイマイチやったけど、まぁカイがなついた探偵さんやし文句は控えめにしとこ。柴田さんのカッパ・テング・ダンサー・GEQ大地震・渇いた夏を読みたいなぁと思っているのですが・・・どんなものでしょうね(;一_一)。2015/03/07
RIN
29
福島県白河市を拠点に探偵を生業とする神山健介シリーズ3作目。ガチなハードボイルドで始まり、ちょっとオカルト入った?の2作目、そして今作は昭和な伝奇ロマン風。一つのシリーズでこれだけかき分けられるのはさすがにキャパの広い柴田さんならでは。昭和っぽい感じもなかなか風情があって面白かったのだが、主人公の神山という男のキャラがなかなか定まらない。シリーズは「秋」の4作目で四季シリーズかと思いきや、5作目も出ているらしい。次はどんなジャンルで来るのか楽しみ。2015/08/01
み
21
何となく読み続けてる(^^;何だか不思議なお話しでした、平家の隠れ里とは…。神山さんが未だに格好良い像にならないのよね、それが何となく読んじゃう原因かも。2015/05/14
すたこ
16
★とんでもなく読みにくくて…何度もギブアップしそうになった。人間関係の複雑さに混乱、真相に近づくにつれ、ややこしくなってくる。イマイチ入ってこないありえなさに一気に冷めた。作者の他作品が好きなだけに残念だった。2015/03/30
あいちょ。
8
面白かったんだけど、柴田サンにしては尻すぼみ。2014/02/24