ビッグコミックス じみへん（１２） 仕舞

著者名：中崎タツヤ【著】

小学館（2015/09発売）

• ISBN：9784091792037

内容説明

あなたのニヤリを長期保証し続けて26年の『じみへん』、ついに完結です。
2015年8月で還暦の中崎先生、惜しまれつつも連載終了を宣言。
平成と寄り添い続けたオンリーワンギャグ漫画、
「おしまい」の最終刊を大ボリュームでお届けします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さっちも]

巨星落つ。25年おつかれさまです中崎先生！著者は命と金と妻以外なんでも捨てる。そのことを書いた「もたない男」という断捨離本には非常に感銘を受けました。ギャグ漫画家はヒットし続けることが稀で、彗星のように現れて消えて行く作者がほとんど。長年続けてこれたのは、集中力を削がれないために、極端に物を少なくした空き部屋のような仕事部屋でひたすら考え、考えこられたからなのでしょう。人間の生きることをグッとひきで捉えた冷ややかな視点が素晴らしく。継続して読んではいないけど、惜しい人をなくした気持ちでいっぱいです。

2019/04/24

[kuroneko]

四半世紀以上も読み続けた「じみへん」もこれで終わってしまった。大人になっていく中でスピリッツもだんだん読むものが無くなってきたが、この「じみへん」だけはずっと読んでました。（立ち読みだったけど）中には確かにくだらないエロ話もあるが、人間関係の機微や生きる事の意味を考えさせてくれる話も多く、飽きることもありませんでした。

2016/03/25

[gibbelin]

シュールではなくて、日常系。古今の漫画家で、（信長の野望的にいうと）、知力か川柳力かしらんけど、ある能力は圧倒的にトップだったんじゃない？

2015/11/29

[まゆぼー]

ありがとう、中崎先生。さようならー！

2015/09/16

[ジャガジャガ]

愛読書化しており、思い出しては読む本 年を取るたびにじみへんの魅力が増していき 人生の心理をあけすけに表現していて、コレを読んでいる時はホッとする自分がいる。 癒される訳じゃないけど「だよねー」となる。 世の真理ってこんな感じかな。

2019/12/17