文春文庫<br> 予言村の同窓会

個数:1
紙書籍版価格 ¥748
  • 電子書籍
  • Reader

文春文庫
予言村の同窓会

  • 著者名:堀川アサコ
  • 価格 ¥743(本体¥676)
  • 文藝春秋(2015/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167904470

ファイル: /

内容説明

人の心のかなしみが“不思議”を生み出すのかもしれない

不思議が不思議のままあり続ける「こよみ村」の中学同窓会で物騒な事件が出来した! ドンパチありUFOありの、青春ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイランド

67
シリーズ第2作だがテイストはずいぶん変わったような。少年探偵団風の話あり、青春SFあり、青い体験風サスペンスあり。ジュブナイルにしてはところどころ言い回しが堅い。作者のデビュー作を思えば、むべなるかな。一作一作として読めばそれなりに面白いのだが、一冊にまとまると統一感が今ひとつ。想定している読者層がつかみきれん。ところで、前作積み残しの百年1組の不思議はどうなった!などと言いつつ「夕方のシンデレラ」は良かった。ニーズもあろうが、作者にはここらでひとつ、歴史伝奇ファンタジー巨編に取り組んでほしいものだ。2015/11/25

yamatoshiuruhashi

51
予言村第二弾。こよみ村立中学校の同窓会が開かれる。同窓会と言っても、村にただ一つの中学だから、村で生まれ育った人は皆同窓生。必然的に村の現役中学生以上のほとんどが集まっている宴会で思わぬ事件が…。と言うのが第一話。あまり不思議話は関係なし。第二話「心霊写真始末記」では心霊写真の謎が解かれるが、半分は理性的に、半分は不思議話。そして後の二話はこよみ村はほとんど関係ない。ドラマだったら登場人物の悪戯っぽいウィンクで終わりそうな不思議話と、推理小説。それもレクター博士の話を軽く語ったようで妙な読後感である。2021/09/16

りょうこ

37
予言村の転校生の続き。予言村の暦の謎は解き明かされず(笑)前回のメンバーでの短編のような連続短編のような..お話。面白く読めました!でも最後の話は別にいらなかったかなぁ。続編待ちたいと思います!2015/09/27

キラ@道北民

30
シリーズ第2弾。スピンオフ?こよみ村の不思議には触れず、どれもしっかり落ちのある短編集でした。脇役たちの騒動は面白かったけど、次回は予言暦に迫って欲しいです。2016/03/29

くろねこ

24
序盤から同窓会が乗っ取られて全員人質になるんだけど、その動機が泥沼化した恋愛問題でマジで勝手に当事者だけでやれよ案件w めちゃめちゃ人騒がせな第一話から始まり、いいぞいいぞ今回も面白いぞと思ってたら途中からこよみ村関係なくなっちゃった😂 でも第四話の真夏さんのスーツケースを運ぶお話もこれはこれで好き。。 なので結果満足!2022/03/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9803170
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数3件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす