白馬のお嫁さん（２）

著者名：庄司創【著】

講談社（2015/09発売）

• ISBN：9784063880885

内容説明

2063年、男なのに妊娠できる“産む男”たちが現れた。共同生活を始めた清隆＆産む男4人は、嫁探しの目標を持って七里高校に入学！　だが、彼らの前には不景気な社会ならではの障害が立ちふさがる。さらには嫁探しの方法を巡っても、5人の間で婚活と恋愛のどちらが有効かと議論が始まってしまい……。近未来婚活コメディSF、待望の第2巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[YSHR1980]

あれだけしっかり理論展開ができるのに、感情が生存戦略に付いていけないあたりは歳相応なんだよな。

2015/09/23

[かながわ]

恋愛の話を、結婚の話を、突き詰めるとこういう風になっていくのか興味深い。でもマサさんの話なんか恋の物語になってて、スゴイ漫画だなぁ。

2019/12/16

[さとさとし]

もっとも、うまくいく恋愛マッチングの話や、婚活と恋愛のどちらが目的にあった異性と出会えるかの考察は、とても興味深かった。ドタバタコメディーもちょうどいい具合に調整されてきて多少は見やすくなった。2巻最後の「ユア・ルール」はハードすぎてついていけなかったが。

2019/05/25

[あさひ]

バリキャリ女性のために遺伝子デザインされた『産む男』。しかし需要は少ないようだ…。妊娠・育児・家事を『産む男』に任せられるとしても、家族を養えるだけ稼げる自信のある若い女性がどれだけいるだろうか？ 男でも多くはないのに。純愛を夢見る女子が扶養を期待して言い寄ってくる男と恋ができるだろうか？ 若いうちは恋愛と結婚は別と簡単には割りきれないだろうし。『産む男』の婚活はなかなか困難のようです。

2015/12/14

[ひかる]

なかなかひねりの効いた設定で面白いです。それぞれに良い相手が見つかるといいですが、簡単にはいかなさそうだなあ。正臣くんのエピソードがSFならではの展開もあり印象的でした。

2015/11/07