秘伝書を読む「作庭記」―寝殿造りの庭と文化

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秘伝書を読む「作庭記」―寝殿造りの庭と文化

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784416915004
  • NDC分類 629.21
  • Cコード C3061

出版社内容情報

日本庭園を研究する上での基本文献である『作庭記』を、注釈と図版、写真を多用することでわかりやすく解説した一書。

日本庭園を研究する基本文献で「庭園のバイブル」とも呼ばれる『作庭記』の解説書。難解とされる秘伝書を「古谷メソッド」という方法を使って言語学の視点から分析的に読み解いています。注釈を多く入れ、わかりやすい文がついているため、古文の苦手な人にも気軽に読める一冊になっています。難解な条文は、図版と写真を使って解説してありますので、古代の庭の造形を視覚的に捉えることができます。従来の解説書には無い新たな知見が全編にわたり得られ、庭園愛好家には興味の尽きない必読の書と言えます。

【著者紹介】
波多野 ?ェ:1949年東京生まれ。1971年日本大学文理学部卒。四十路に近いある日、突然庭園美に目覚め「日本庭園研究会」に入会、独自の視点で庭園の研究を始める。現在は「日本庭園協会」に所属する。

目次

第1部 定本『作庭記』本文
第2部 定本『作庭記』現代語訳
第3部 『作庭記』の解読(石を立てむ事先づ大旨を心得可き也;石を立つるには様々有る可し;島の姿の様々を言ふ事;滝を立つる次第;遣水の事;立石の口伝;石を立つるには多くの禁忌有り;樹の事;泉の事;雑部)

著者等紹介

波多野寛[ハタノヒロシ]
1949年東京生まれ。1971年日本大学文理学部卒。庭園愛好家。ある日突然庭園美に目覚め、以来25年庭めぐりの旅を続ける。現在は日本庭園協会に所属する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

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遣水は、どの方角から流し始めたとしても、意匠を凝らすことはせず、こちらの軒先へあちらへ、こちらの山際へこちらへも、留意事項に従って掘り寄せ面白く流せるようにします(40頁)。鹿威しにしても、竹、岩、水、剪定が必要。職人がなせる技。遣水の石組みには、底石・水切の石・つめ石・横石・水越の石を組まなければなりません(150頁)。泉は、冷水を見つけて、建物を造り・大井筒を建て・簀の子を敷くのが通例です(212頁)。自分が日本人であることを思い出させてくれる一冊。 2015/08/23

Masai

0
庭石を組み、池を作り、滝を模した作庭を行ったので、今となっては少し遅いですが、読んでみました。 家も庭もその維持や作庭には古来からのしきたりを守る事が一番肝要。 特に自然を模した庭の中に住むのであれば、自然に逆らった作庭をするといろいろと困りごとになる。 困ると言う字を解説すると方形の庭の真ん中に木を植えると困ると言う字になる。と言う解説は日本語の妙を感じた。 2022/05/08

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