内容説明
あの決別の瞬間から、およそ一年半――大駕の率いる国《ラウフラム》が着実にその勢力を伸ばす一方、東方にある大国の要職に就いた征臣もまた、新兵器導入に着手するなど、己が地盤を確実に固めていた。 そんな中、急速に規模を拡大する新興国《ヒューマン・ネイション》の代表である少女ナタリーが、征臣に対して密談を持ちかけてきて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
komisya
1
3巻王2013/04/08
nawade
1
★★★☆☆ 悪くない出来だと思っていたが、残念ながら打ち切り。今の時代、正統派ファンタジー?は厳しいのかなぁ?と寂しくなってしまった。征臣メインの本巻であったが、征臣の理想の果てを想像すると、ちょっと薄ら寒くなりますね。2012/08/16
永山祐介
1
シェムリーの武具って、どんなものまであり得るんだろうなあ。流石に予想外の「武具」でした。ラスト、一度目の己の信念を賭けての対決。これで終わってしまうのが残念で仕方ありません。人気出なかったのか。いつか第二部復活して欲しいですね。2012/06/01
みずまさ
0
まあ、打ち切りエンド。広げに広げた展開は何も畳んでませんね。まあ、一般人が異世界に行って異能力を持ち、狂気に駆られるというのを表現したいのだったら十分かもしれませんが。征臣の方針ってみんなが笑顔どころかシャムリー全滅フラグしかたたないような気もするんですがね。要はあれでしょ?『シャムリーなんかいなくても自分達だけで大丈夫。シャムリー不要。』そういう思考に行きついたら結果は予想がつくと思いますが。 あとなぜこの作者は子作りに拘るのかしら?2012/06/09
nanashi
0
一巻あとがきを読んだ時から無茶な構想だとは思っていたが、やっぱり打ち切り……。近代兵器と怪物、剣が交錯する戦闘は面白かったのだけれど2012/06/03