ビッグコミックススペシャル かびんのつま（３）

著者名：あきやまひでき【著】

小学館（2015/08発売）

• ISBN：9784091872685

内容説明

愛する妻が化学物質過敏症になってしまった漫画家による、
化学物質過敏症を題材にしたエッセイ漫画、ついに完結！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[余裕]

お姑さんの小言のところ、読んでて苦しかった。実際、面倒だなぁと思うところもあるしね。でも、ちゃんと診断がでてよかった。

2020/03/01

[バナナ]

打ち切りなのかもしれないけど、消化不良。この作者さん、プロアシなだけあって仕上げが綺麗で画面はいいんだけど、構成がなってない気がする…。奥さんの症状はあまりに痛々しくて可哀想なのは伝わってくるけど、その分作者の母の仕打ちが酷く感じる。しかも解決出来てない。この病気は周囲に理解されにくいという展開のためにも実家を出したんだろうけど、解決出来てないなら書かないほうが良かったんじゃないかな…。これだと作者の母はすごく酷いだけの人だし、作者がきちんと母親と断絶する場面も、母親の立場の場面もない。後味悪くて悲しい。

2015/09/12

[shiho]

これは快方には向かってても諸々解決ではないよな

2015/09/05

[mitumeme]

ディストピアサバイバル

2015/09/03

[じぇろポーta]

作者も奥さんもおそらく嘘偽りなくこういう病気だと確信して奥さんの症状を発表しているのだとは思う。1巻の奥さんの家族の描写でも思ったが実録漫画で自分の身内を明確に「敵」（無理解の象徴）として描くのは実にスリリングだ…。ところで作者はやたらと心の病でないことにこだわっているがそれはそれで精神病に対する偏見ではなかろうか。

2015/09/02