内容説明
病気を根絶するはずだった【医療虫】の暴走により、感染するといずれ怪物化する男達を隔離している千屍区――。治安部隊隊長の乾月は、感染で得た異能力である体内の「地獄」を駆使し、弟の不審死の真相を暴こうとしていた。しかしその矢先、因縁のあるマダム・スカムが、更なる陰謀を巡らせ、乾月たちを陥れようと画策し…。シリーズ最終巻。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miroku
20
大団円。大満足。2018/06/15
眠る山猫屋
14
最終巻。政府すら動かすマダム・スカム。復讐だけではなく、歪んだ世界を少しでも正そうと戦いを挑む乾月。孤立無援かと思いきや、次から次へと味方が。それがまた、今まで闘ってきた敵役だったりするのが熱い。残酷姉妹やCKのコメディパートにニヤリとさせられながら、またシン元所長の意外な活躍、裏切り者の存在、いつも喧嘩ばかりの種隊長の友情などなど、読みどころ満載。ちょっと牧野さんらしくない気もするけれど、ポジティブな勢いのあるライトノベルだった。また続きを書いてくれないかな。2015/10/23
はちくま
8
「2」のラストで死亡フラグの匂いを嗅いだ気がして、これまで温存してしまった・・・が、よ、よかった・・・。相変わらず牧野さんの描く女性たちは、かっこいいなあ。でも、今回は男性陣もけっこう頑張っていたような(ぐっちゃぐっちゃ殺されてますけど)。面白いんだけど、これも薦める人を選ぶよなあ。ぐっちょんぐっちょん系苦手な人は、ダメ絶対。2013/05/25
たこやき
7
シリーズ最終巻。最大の敵であったはずのマダムがアッサリやられてしまった感じがするし、全体的に駆け足気味の印象もある。ただ、それでも綺麗にまとまったのは◎。また、シン元所長や残酷姉妹といった、これまでの脇役、それも情けない立ち位置だった面々が大活躍でうれしい。輝十字の娘に請われて、嫌だ、と思いながらも千屍区に突入するシーンは格好よかった。……って、本来のヒロインである乾月について全くコメントしてないな、自分……(笑)2011/12/22
なかむら
6
個人的に、メインヒロインはもはやデージー! デージーと蟻塚の再会に目頭熱くした。2012/02/26
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