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内容説明
七人の女神たちと、ひとりの男。目指すは、荒野か楽園か。俳優・演出家・ミュージシャンと、華麗でマルチな活躍をつづける漫画界きっての才人・河井克夫が、七人の絢爛豪華な女性表現者とコラボレートした異色にして絶品の漫画短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayumi Hoshino
16
河井克夫さん原作による女性漫画家の作品6本に、女性映画監督原作で河井さんが漫画を描いているのが1つ、そんな短編集。それぞれほんとにバラバラで、民話調だったり、荒唐無稽で突拍子もなかったり、なんてことのない何でこの日だったのだろう?というような日常生活が切り取られていたり。これって何かに似てると思ったら「夢」だ。実際、寝る前のまどろみのような中で読んだもので、夢とこの本との境目がまだらになったほどだ。特に印象的だったのは、大麻とオランダの文化や芸術を織り混ぜた白日夢のような「アムステルダム」。2015/09/11
Shimaneko
6
あまちゃんに出てたってのは知らなんだ。この手のナンセンス系もキライじゃないので、まずまず面白かった。イチオシは『猫又』かな。超キュートで和む♡ 2015/08/06
yone
1
やっぱり克夫さん才能ある。不思議な味わいでユーモラス、不気味だったり。米の回路のラストが好き。2015/08/17
タマキマタ
1
んー、個人的にはビミョーかな…河井さん自身で描かれたものも読んでみたいなー。2015/08/02
金魚3匹
0
近藤ようこによる「蛍の僧都のこと」が突出して面白い。ラストだけ河井が作画に回った作品だが、盛り上がりのない原作をユーモラスに読ませる手腕はさすが。2021/11/29