内容説明
エルフのクロワールと魔族のエミルを加え、あいもかわらず気楽に冒険者業を続けるレンヤたち。しかし、人族の勇者が召喚されたことによって緊急事態が発生。実は大公の娘だったシオンが、女好きの勇者の元へと召し上げられてしまうことに。それを聞いたレンヤたちはシオンの貞操を守るべく暗躍を始めるのだった――。世界が認めた異世界勇者からお姫様を奪い取れ！ 世界を敵に回す、やりたい放題異世界譚第5巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nawade
3
★★☆☆☆ 一巻からの伏線をようやく回収。ついにシオンの正体が明かされる。そして、勇者召喚と物語が大きく動いた巻であった。最近影の薄かったシオンだが只のアホの子ではなかった。それにしても、勇者（笑）は酷いな。だが、神様が更に酷い。なんだ、この適当さは！？幾らゲームでも、いや、ゲームだからこそ、もっと真剣にやれよ。本気で勝つ気あるの？それにしても、中途半端なところで終わりましたね。HJブックスはあまり頁数に拘らず、話のまとまりを重視した方がようさそうだが。2015/07/23
加賀ますず
2
勇者の横暴を阻止しろーー。パーティメンバーの一人でありトライデン公国の第一公女でもあるシオンの貞操を守るため、レンヤが魔族の手も借り立ち上がる…。この作品の女性の扱い方が酷過ぎてそういった描写がある度うんざりしてしまうが、好きな人にはハマりそうな感じもする。最近ポンコツ化が著しくヒロインとしての存在感も皆無だったシオンが漸く面目躍如かという焦点の当てられ方。嬉しい反面逆にシオンを徹底的に放置する笑いも面白かったかも感。勇者はクズ。2018/03/06
奇天
1
俺TUEEEEEはいいし、相手クズなのもいいんだけど、レンヤの行動原理がふらついてきた感じが。ご都合主義で構わないが、巻き込まれるだけで何をやりたいかが見えてこないのがなあ・・・。2018/06/23
fap
0
自重しない人たちのお話。 勇者でないのに規格外。 主人公もその周囲の人々も、己の力を最大限に活かして 目の前の困難を解決するのだ。 その結果は押して知るべし。 現代知識の欠片からあれほどのものを作り上げる魔導技術に感心する。2016/01/30
kei0037
0
★★★☆☆2015/09/20
