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内容説明
誰にでも、心に残る「ゴハン」がある。食にまつわる幸せな瞬間を切り取る庶民派オムニバス食コミック。台詞の無いサイレント漫画だからこそ、伝わる「味」と「想い」がある──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
国士舘大学そっくりおじさん・寺
35
コンビニ漫画の人気シリーズ『思い出食堂』には必ずこの魚乃目三太の漫画が載っている。ギャグものの絵柄で描かれた暖かい食べ物漫画に好感を持っていた。その魚乃目三太の連作食べ物漫画だが、全編台詞無しというのがミソである。あらゆる人の人生と食べ物。豪華なものは出ないが、暖かくホッコリとした気持ちにさせられる。感動のいい話(カツ丼やかけそば)もあるが、海パーティーで遭難したIT社長や片思いの青年など、滑稽な話もある。漫画ってこの位のものが一番丁度いいなぁ…とさえ思わされる。お勧め迄はしないが読んで損なし。2015/08/04
たまきら
22
墨田区在住の方が描いているので、おかしくなるぐらい地元ネタが。今回娘が読みはじめ、「文字がないから簡単かと思ったら、文字がないほうが難しい」というので、なるほど、絵だけで色々推理するのって経験がないと難しいんだな、と。競馬新聞もわからないし、会社勤務もしたことないもんね。双子の黄身の存在も知らないもんね~。これからこれから。2020/11/18
緋莢
7
昼食を食べる暇もなく、謝罪に奔走していたサラリーマンが仕事帰りに食べたラーメン、反抗的だった息子が成人後、初の給料で両親に御馳走した寿司、大好きだった祖母の葬式に参加、その時に食べた祖母が育てたトマトetc誰にでもある幸せな食事の瞬間を描いた漫画。2015/08/08
阿輸迦
5
セリフは全く無いのに、食事風景だけで登場人物の心理を上手く表している。2016/11/23
こん
5
ああ~お腹がすく話ばかりだ。やっぱり、ご飯を食べるのにも、いろいろなドラマがあるなあ。上手くいかない日があっても、ご飯がおいしければ、どうでもよくなってしまうことって多いと思います2016/11/16