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内容説明
「無音」の物語が貴方の味覚を刺激する。カルト的人気を誇ったサイレント「食」漫画、最終巻はさらに特盛りで涙と笑顔をお届け。ゴハンを食べるとき、心の声に耳をすませばそこにはいつも「しあわせ」がある──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
11
日々のご飯を食べる喜びを時に温かく、時にユーモアたっぷりに描いた作品です。良い作品なのでこれが最終巻であることが残念。セリフがないのですが、登場人物たちが生き生きと描かれているので、彼らの気持ちはしっかり伝わります。44話の「コロッケ」はほろりとする作品です。妻に去られて、一人で娘を育てた男性。彼女が結婚した後の食卓にはコロッケが並んでいました。コロッケは彼にとって思い出深い食べ物でした。コロッケの素朴な味によく似合う物語です。2023/12/04
緋莢
8
妻に逃げられ、幼い我が子を育てるために懸命に働く男が食べたコロッケ、弁当だけでなく納豆、果てはカップラーメンまで登場するとある学校の早弁風景、年老いた父を連れて、釣りに来た男が焼いた鮎・・・様々な事があっても、ゴハンを食べれば元気が出てくる。笑えて泣ける「サイレント」グルメ漫画完結。2017/03/14
きたがわ
1
こんなに素晴らしい作品に出会えて本当に良かった。この作者が描いた漫画を読めて本当に良かった。絶品の食事とおいしいゴハンは厳密に言えば、違うんだとこの漫画を読んで思えた。誰かが誰かの為に作るゴハン、誰かと一緒に食べた外食、誰かを思いながら食べた食事…。自分の気持ちは食事のおいしさに深く繋がっている。一食一食大事に食べようと思った。2018/04/02
レンコン餅
1
「しあわせゴハン」の最終回。実は、こぼれエピソード好きなので、ギュッと詰め込まれて少しガッカリした。 でも、エピソードの感動は、いつもと変わらず魚乃目さんが描くきっかけになったボーナストラックも収録されていて嬉しいフィナーレとなった2017/02/22
