- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
時は1927年。世界大戦後も土地をめぐる各国の争いが加速する中、自治権をもつ国際的自由都市として、様々な人種や文化、あやかしまでもが入り乱れる街、それが上海。「魔都」と呼ばれるこの街で、茶館『白蛇亭』を営む花琳は大妖怪 女 (ジョカ)の血をひく半妖の少女であった。人々の思惑や、あやかしの気配が漂う魔都で、次々に舞い込む怪事件に茶館の主と変わり者の下宿人たちが挑む!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブックマスター
14
何ヵ月も前に購入して、やっと読了。連載の方を読んでいるので、内容は理解してます。一話目と四話目は初見でした。初めて作品を知った時から、舞台設定と絵柄・そしてなんと言っても妖しい雰囲気が魅力的だと思ってました。登場人物(&登場妖?笑)も個性的で面白い。上海の妖や歴史には全く詳しくないけど、十分に楽しめます。白蛇亭の住人と花琳の交流はほのぼので良いですね。妖は可愛いし。まだまだ謎が多いので、次巻も期待です。剣部って、誰だ?2015/08/24
しましまこ
14
魔都上海。茶館と下宿「白蛇亭」の店主、可愛い半妖の花琳、興奮するとしっぽが出ます。格好いいのと残念が同居、倭国の元軍人で鬼道使いの壱岐島。見るからに腹黒のリチャード、下宿の変人達が巻き込まれた(突っ込んでった)事件の数々。次巻が楽しみ。2015/04/18
はる
10
買い本。上海で奇譚で帽子で手袋でステッキだ!久々の書店でのジャケ買い。これはゆったりお茶と月餅と一緒に楽しみたい。魔都にしてはのんびりしていて、半日ぼんやり路地から公園からさまよってネコをかまって鳥と遊んでお参りもして、またお茶を飲む感じ。人魚のミイラのぬいぐるみに笑い、人魚からのお届け物に和んだ。人魚=トトロ!?(笑)2016/02/08
相楽(twitter:sagara1)
5
好きな絵柄と雰囲気。1話&番外編試し読みhttp://www.kurage-bunch.com/gogobunch/ できるのでどうぞ。2話題名にもなっている化猫「金花猫」が中でもめちゃくちゃかわいく健気。カバー背面や帯でも紹介されているので、書店で見掛けたかたはそちらも是非。金花猫、人の形での初登場の画が特に良かった。2015/04/27
紅羽
4
1927年の上海が舞台。妖怪が絡むちょっと不思議でふんわりしたファンタジー作品でした。こういう柔らかな世界観、結構好きです。今後、茶館の皆がどうなっていくのか楽しみです。2016/09/26