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内容説明
メダカみたいな小さな命でも、ほかの命を食べて生きている。メダカの飼育を通じて学んだ、命の尊さとは? 2匹のメダカを育てることになった小学4年生の創太。周りのみんなに「創太なんかに育てられるわけない」と言われながらも、エサやり・水かえ・水そうのそうじなど、一生懸命に取り組みます。しかし、育てていくなかで、メダカを守るためには、ほかの生き物を殺さなければいけないこともあると知って……。自分にできることってなんだろう? 命のつながりを考えるきっかけとなる1冊。 【もくじ】1、坂を下って/2、ペットにするなら……/3、愛と責任/4、こけざるのつぼとはちがうが……/5、はじめての買い物/6、自由研究のテーマ/7、雨の夜の姫七子/8、笑顔が消えた?/9、リュウコがっ!/10、後悔しても、もうおそい/11、命と命/12、メダカ姫
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
71
児童書。小学4年生の原田創太(はらだそうた)は、公園に出ていたメダカ屋で、きれいなメダカを買った。「キワミリュウ」は銀の鱗が竜みたいに光っていた。親友のつばさは弟たちの面倒をよく見るしっかり者で映画監督志望。幼なじみの姫七子(ひめこ)は勉強も良くできる学級委員長。自分だけが置いてけぼりな気分だった創太は、メダカの世話をしはじめて変わっていく▽生き物のお世話って大変だよね。良本2023/06/14
マツユキ
15
小4の男の子がメダカを飼い始めるが、周りからは無理と言われ…。自分で調べて、必要なものを揃えて、頑張る男の子が、自信を持ち、命を学んでいく良い話。幼馴染のつばさ、姫七子との友情もあり、どちらの家庭も心配ですが、前向きな子供たちは、爽やかでありました。口うるさい女の子たちが多くて、落ち着かない。2024/03/01
遠い日
5
堀直子さんが伝えたいテーマもキーワードもてんこ盛りで、お話もつんのめり気味。メダカを初めて飼う創太。知らないことばかりで命を預かり、育てることの重みを知っていく。調べたり、実践したり、努力する姿はすごい。でも飼育道具や必要なものを、勝手にネット購入するのはいただけない。隣家の幼馴染姫七子とのやりとりに、ジェンダーフリーを持ち込んだのはいいけれど、できるならこんな小汚いことばを子どもには使って欲しくない。女だから男だからは関係なしに、もっと普通の話し方というものがあるでしょう。些末な点が気になって仕方ない。2023/09/16
だけど松本
3
なんでメダカ姫ってタイトルなのか。なんで姫なのか。わからん。2023/05/31