出口ゼロ（８）

著者名：瀬田ハルヒ【著】

講談社（2015/07発売）

• ISBN：9784063644760

内容説明

新・3年生の課題は「D・A・刑務所」での監獄生活。それぞれ「看守」と「囚人」に分かれ、役になりきって生活しつづける、過酷な即興がはじまった。権力をにぎった看守たちは、しだいに役になりきっていき…!?　この課題の運命を握る看守長役となった夕日（ゆうひ）のまえに現れたのは…、あの、ずっと会いたかった、憧れの高城咲良（たかしろ・さくら）で……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[K]

今巻もドキドキハラハラでした！！！

2015/07/26

[チョコろん]

機転を利かせて、というかほころびを見つけてレディ・クイーンを出し抜いたシーンは良かった。ちょっと笑えたし。葛西くんが疑われてたけど、一連の流れからしたらしょうがない。しかし、『スタンフォード監獄実験』を基にしたインプロには、不安要素しか感じられないな。終盤、内部分裂フラグもたったし、せっかく再会できた咲良は不穏な動きばかり見せるし。言葉通り咲良は味方と思って良いのか。またある意味鋼鉄の秩序を担っていたレディ・クイーンが退場しているのも、地味に痛い状況と言えそう。次巻で不安要素は解消できるんだろうか。

2015/07/19

[しぐ]

看守と囚人役か。前に話に出てきた実験そのものだ。咲良と再会できたけど、遅すぎない？

2018/01/18