内容説明
再び平安時代に飛ばされた天童純は、鬼の少女・水葉らと再会する。一方、貴族は、鬼神たちを封じ込めるため、三種の神器の一つ、純の持つ草薙剣を奪おうと画策、さらには破壊仏までも召喚しようとする。「鬼」と「人」との激しい戦いの中、大事な仲間を失った純は、自分の命よりも大切なものがあると気づくのだが。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目 びあだいまおう
244
第2弾も変わらず読みやすい。再び平安の世に飛ばされた主人公純を待っていたのは更に苛烈な鬼と人との互いの存亡を掛けた戦。貴族側は期せず阿修羅王まで呼び寄せ後がない。オロチを巧みに操る純、戦局が一方的になってきた側は最終最悪の戦法を選ぶ。『一二三の三拝』世の終焉が迫る!頼みの綱さえ潰え、もはや覚悟の全員決死の崖っぷち!そよ風のように語られる水葉の愛と、鋭く貫くように刺さる篁の述べる愛。守りたい、守るべき存在に逆に守られる悲しさたるや!心の真実に触れた時まさかの存在が現れる!よし、ネタバレにはなってない‼️🙇2019/12/22
はつばあば
35
前回の続きでまた純は平安時代に飛ばされた。今回は弥勒菩薩がとんでもない暴れん坊で、もし解放したなら無の世界になると。仏教と神道・・神道は日本古来の宗教とされるが・・鬼を払う行事が多い。八百万の神をも取り込んだ神道なのか。現在も過去も人は争うのが好きとみえる。歴史とは面白い。見方一つで鬼にもトツクニの侵略者にもなる。京都に住みながら、この歳になって色々と目覚めさせてくれる本が面白い。もう先は短いのだから現状に刃向かうことはできない。血の気の多い婆だからそれでよかったのかもと(;´∀`)2022/05/15
とも
23
★★★★再び平安時代に飛ばされた天童純。「鬼」軍団は、「人」軍団との決戦間際。「人」軍団は大規模な最終兵器を決定していた。それを食い止めるべく、純と雄龍霊(オロチ)の戦争が始まる。内容は少々ジュブナイルで浅いものの、十分に楽しめる1冊となっている。2018/09/23
cherry☆
16
シリーズ第2巻。今回は阿修羅王や伐折羅大将など天竺の神々までも登場し、人と鬼の戦いも益々激しさが増した。登場する神々や仏の関係性もなるほど!と思いつつ楽しく読めた。阿修羅王はとてもかっこいい方で登場する度にやけに注目してしまった。ラストの方はまさかの展開が続いて驚きやら切なさやら、ますます次の巻が楽しみになった。2015/06/16
カゲツナ
14
鬼と人の戦い再び。また帝釈天と阿修羅王の戦いも勃発。 ほんと高田さんの物語は勉強になることがある。言霊信仰や「いろはにほへと~」での暗号とか。鬼神と純、オロチは危機的状況下に。 けど、自分の命より大切な何かをみつけたときに何かが起きるんですよね。 ほほう、そうきましたか。 でも、なんか終わり方はちょっと切ないかもな。 どうなっちゃったのだろうって気になって終わった。『龍の巻』が気になるな。 2015/06/16
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