カプランのオプション売買戦略 ――優位性を味方につけ市場に勝つ方法

個数:1
紙書籍版価格
¥8,580
  • 電子書籍

カプランのオプション売買戦略 ――優位性を味方につけ市場に勝つ方法

  • ISBN:9784939103230

ファイル: /

内容説明

オプションにはよく言われるいろんな定説がある――「買ってさえいれば、そのプレミアム以上の損失はなく、利益は無限大である」「オプションとは売り方が有利なので、黙って売っていさえすればよい。買うのは素人、売るのがプロなんだ」「いやいや買えばリスク限定とか、売れば儲かるとではなく、利益が保証された裁定取引のスプレッドを見つけることが重要」………。

これらの説はどれが正しいのだろうか? それとも、すべてが正解、それともすべてが間違っているのだろうか?

著者カプランは、オプション取引では世界的第一人者である。カプランは、上のどの戦略も否定している。どんな投資でも同じように、その戦略には「売買の優位性」がなくては、決して儲けることはできないのだ。オプションには株や先物の売買と比べ、実にさまざまな戦略プランを立てることができ、リスク・ヘッジの仕方も多様を極めている。

しかし、オプションの理論を説明したり、机上の論理を振り回した本では、実際の売買には何も役に立たない。著者のカプランもそのことに悩まされていた結果、実践に役立つ本を、自らの売買経験を元に書いたのが、この『カプランのオプション売買』である。

オプションで勝つため、「売買の優位性」とかは何で、またそれをどのように見つけ出してくるのか、どのような相場ではどのような戦略が有効か、予想に反してマーケットが動いても利益にする方法、損失を少なくするリスク(マネー)・マネジメント、コンピューターの有効活用の仕方――などが満載されている。

日本の投資分野で、最も立ち遅れているものの一つが「オプション」市場である。しかし、それは近い将来、最も発展する可能性を秘めたマーケットであるとも言える。本書は、売買の優位性を知るための究極の本であり、そんなマーケットにも対応できる戦略を説明・解説した日本で初めての本である。

また、インターネットなどの通信技術の発展により、海外の活発なオプション市場への投資が目前に迫っている。投資がグローバル化しようとしている今、その夜が明ける前に読んでおかなければならない一冊といえる。

あなたがこの本を読み、「オプションは難しくない」ということが分かったとき、あなたはオプションのプロフェッショナルへの第一歩を歩み始めることになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ke321

2
かなりの良書。実際に使い勝手のよい売買戦略と仕掛けるシチュエーションがピックアップされていて、それだけでも読む価値がある。2020/06/26

Q

2
「オプション取引は本質的にポーカーと似ている」という前書きと、本文内で引用されるチャートによるトレンド分析に怖くなりました。これではアッという間に負けてしまうのでは。。。2019/01/09

Tao Yamamoto

1
オプション取引に関する実践本。資金管理に関して弱いので応用するべき。

haru

1
日経225オプションをやるにはもうちょい簡単な本のが良い。 でも読んで損なし。 ただしむちゃくちゃ高いので、図書館で探すべし。2014/05/29

さわでぃ

1
オプションを使った基本的な売買戦略から、現物と組み合わせたヘッジ戦略までひと通り勉強できる。難解なグリークは登場せず、相場つきに応じてどのような戦略を展開するのが効果的かを紹介している。オプションは現物売買に比べて戦略の幅が広く、「相場観が外れても利益になる」など、現物にはない戦略でプレイの幅が広がることも魅力である。2013/02/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/170450
  • ご注意事項

最近チェックした商品