文春文庫<br> 菜の花の沖(一)

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紙書籍版価格 ¥825
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文春文庫
菜の花の沖(一)

  • 著者名:司馬遼太郎
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 文藝春秋(2015/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167105860

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内容説明

江戸後期、淡路島の貧家に生れた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起し、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく…。沸騰する商品経済を内包しつつも頑なに国をとざし続ける日本と、南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を生き抜いた快男児の生涯を雄大な構想で描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

89
以前から気になっていて、いつか読もうと思っていました。ちょうど菜の花の季節に読み始めることにします。『街道をゆく』での断片的な記述以外、全く予備知識なしですがストーリーの面白さでぐいぐい読まされます。踏まれても蹴られても立ち上がり顔を上げ続けるような嘉兵衛のバイタリティはどこからくるんだろう?でも、その克己心ゆえにいじめの対象になってしまった面もあるのかも。異質なものを排除しようとする共同体の雰囲気には胸が悪くなる思いでした。いよいよ樽廻船に乗り込んだ嘉兵衛の今後が楽しみです。2021/03/07

壮の字

77
【司馬遼太郎の二月】菜の花街道まつり。そう遠くない間での再読となる。前回の記憶に引きずられて、脳内には最終巻の年老いた嘉兵衛爺さんがいた。あたりまえだが、いま①を読んだところでは若い嘉兵衛が躍動している。ここで中断したらどうだろう?しばらくは嘉兵衛とおふさ、新婚のふたり連れが脳内に棲むことになる。あえて先を急がない。これって、ちょっとだけ気分がいい。余韻に浸るしかないムダな時間を浪費するのも、一つの読み方なのかもしれない。あるいは、長編小説の①だけ片っ端から読んでみようか。初読本は止まらんなぁ。2019/02/14

優希

76
淡路島の貧しい家に生まれた高田屋貨幣の生涯の物語のようです。悲惨な境遇にいながら、海の男として手腕を振るっているのが刺さりました。海での活躍がどのような人物へ成長していくのか楽しみですね。続きも読みます。2019/01/14

レアル

70
高田屋嘉兵衛の立身出世物語。この巻は少年時代から青年期までが描かれており、ここに登場する高田屋嘉兵衛は単に商人というだけではなく冒険家のような一面も見られ、近辺とはいえあちこちに航海する際のワクワク感も楽しめた。時代考証の緻密さと実際の史実を基に描かれた高田屋嘉兵衛。身分違いのおふさとの純愛物語も読んでいてほほえましい。何となく話は覚えているものの、江戸時代の航海法などは何度読んでも覚えていないものだなぁ!なんて思いながら読み終えた。引き続き2巻へ。2016/05/25

壮の字

66
初読み司馬リョー。歴史モノだとおおよその物語のながれがわかったうえで読むことが多いが、白紙状態からのスタートも好い。嘉兵衛少年が貧しい境遇から抜け出して広大な海洋に乗り出したところ。何が起こるのか彼が何をする人なのかまったく知らない。「おもしろくなりそうな予感」のまま、流れに漂いながらぼんやり読んでいる。それでいい。まずは楽に行こう。あと5巻もあるのかぁ...いまなら引き返せるぞっ。あさっての図書館で借りなきゃいいんだし。感想も投稿しなかったらだれも気づかないんだし。2015/07/16

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