電撃文庫<br> @HOME(3) 長男と長女を巡る喧噪。

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電撃文庫
@HOME(3) 長男と長女を巡る喧噪。

  • ISBN:9784048869225

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内容説明

倉須家の長男と長女である高遠と礼兎は、兄妹であり、幼馴染み同士であり、そして長年連れ添った夫婦のようでもあって── 夏休みの騒がしい日々と夏休み明けの不穏な事件を切っ掛けに、響はそんなふたりの強い絆を間近に見ることとなる。家族の輪っかを繋いでまとめる大人ふたりの、後ろ姿を。 風変わりな七人のきょうだいたちが織りなす奇妙で素敵なファミリーゲーム、待望の第三弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さばかん

20
良かったー。本当に好きですこの作品。長男と長女のこういう関係ってホントに素敵。そりゃあ到底普通と言えないだろうけど、当人たちにだけは分かる心に刻まれているその想いは華麗に素敵だと思うんです。ほっこりとしたとても良いお話でした。2012/09/09

コリ

11
あぁ、本当になんて素敵で無敵な家族なんだろう!今回は高遠兄さんカッケー!!と心の中で何度叫んだ事やら。こんな兄貴欲しかったなぁ…。長男だから憧れるんだよねー。お互い声を掛け合った訳でもないのに自然と集まる倉須家の結束力すげぇ。気持ちはわかるが顔ホントに怖いわ(笑)響の「おいおい、さすがに姉と妹が停学処分食らうのを黙って見ている訳にはいかないな」「だから僕がやる。三発殴る。いいや殴るじゃ済むかよぶっ殺してやるあの野郎!」というセリフに昂りを覚える自分もちょっと箍が外れてるかも(笑)2012/10/10

ころん

10
家族旅行で温泉に出かけたり、芽々子と礼兎が風邪で寝込んだり、礼兎が告白されたり、大事件はおこらないけどささいな日常を通して見る長男高遠と長女礼兎の関係。こんな素敵な大人2人に見守られて子供として成長できる響達がうらやましい。浅川さんが悪い人ではないとはわかるけど、こんな人いるよなーっていう生々しさはさすがで、そんな浅川さんに悪役のふりをして立ち向かう高遠兄さんが格好良かった。もうお前ら結婚しちゃえよっていうのは言っちゃ駄目なんだろうな…でもふたりのそんな関係好き。2012/09/13

ユウ@八戸

10
理想の家族の形のひとつ。夫婦じゃないけど家族で、それでいい。…今回はさらに家族愛に癒されました。いいなぁ。この家族。なんか浅川先生の身勝手さがなまなましいというか、あーこんな人いるいる自覚のないうざいやつーとすごくリアリティを感じてしまった。2012/09/12

ソラ

8
礼兎姉さんと高遠兄さんの話だった3巻。もうすでに二人は夫婦みたいな感じになってるなー。それにしても浅川という教師はイライラする2012/10/08

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