内容説明
≪シリーズ累計発行部800万部突破!!≫
「聞いても、いい?」「えっ?」「どうして君は、そんなに早く、強くなっていけるの?」「……何がなんでも、辿り着きたい場所があるから、だと思います」「私も……」 ──悲願(ねがい)がある。何がなんでも、辿り着かなければならない場所が、遥か先の高みにある。少女にも、少年にも。ついに始まる『遠征』。未到達領域59階層への挑戦。少女は『未知』へと挑み、そして少年は──。 『──冒険を、しよう』 これは、もう一つの眷族の物語、──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】── ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
θ(シータ)
110
「それとも、ベル・クラネルの真似事は、君達には荷が重いか?」ヤバい…後半から震えが止まらなかったよ(いい意味で)今回は本編で時系列的に3〜4巻近くの所。3〜4巻近くというと全読者が熱くなったあのミノタウロスとの戦いもある。あそこはやっぱ何回読んでも興奮するわ。そして、後半からは高レベルの戦い。あそこは【ロキ・ファミリア】全員がカッコよかったけど特にフィンが最高だったね!あれは凄すぎる!!外伝の方でも少しずつ世界観が明らかになり今後の展開がどうなっていくのかとても楽しみ。星6つ【⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️】2015/06/01
チェシャ猫
76
物語的にはこっちの方が本編なんじゃないだろうかという深さです。ロキファミリアの面々の方がベルくんより死にそうになってるじゃないですか・・。レフィーヤはベルくんに一方的なライバル心を燃やしてますが、今後どう繋がるんでしょうか。楽しみです。今回のお気に入りはロキファミリアの精鋭が挫けそうになった時の団長の発破、そして倒れたリヴェリアとガレスに掛けた言葉とそれに対する二人の会話が最高でした。 最後に、団長の嫁さん候補にリリがなったらいいのにな。団長が惚れる感じ??2015/06/23
まりも
74
未到達領域となる59階層へ向けた準備を進める中、アイズはベルとレフィーヤに稽古をつける事になる…な話。前半は膝枕をする為に我を忘れベルを叩きのめすアイズや嫉妬に狂うレフィーヤの姿に癒され、後半はフィン・ガレス・リヴェリアのロキファミリア最強の三人の力が遂に明らかになる大迫力の戦闘は圧巻の一言。特にフィンの言葉をきっかけにロキ・ファミリアの《英雄》達が新たな英雄譚を作るべく立ち上がるシーンは読んでいて魂が震えました。この《英雄》達にベル君は追いつくことが出来るのか。今後の展開が非常に楽しみです。2015/05/14
よっち
66
未到達領域59階層への遠征に向け準備を進めつつベルたちに稽古をつけるアイズと、ロキファミリアの59階層への挑戦を描く外伝第四弾。案外早とちりなレフィーアだったり、膝枕させるためにベルを叩きのめすアイズだったり、前半はわりとほのぼの展開でしたが、ベルの奮闘ぶりを目の当たりにしたロキファミリアの面々はやはり触発されてたんですね。後半強敵に圧倒されながら、諦めず立ち向かう精鋭たちのとても熱い戦いは本編に負けないなかなかのもの。徐々に明らかになっていく陰謀や謎がまた新たな展開に繋がりそうですね。次巻も楽しみです。2015/05/14
雅
62
めちゃくちゃ熱い。ピンチの度に誰かが現れかっこ良さを魅せてくれる。それが何度も何度も続いて読む手が止まらない。2019/01/11
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