内容説明
日本の危機に、あの男たちが帰ってきた!
北朝鮮の核ミサイル問題を収め、京都に帰った二条内閣。彼らのもとに、全国学力テスト最下位に悩む大阪府知事がやってきた。府知事のたっての依頼で、二条内閣は裏方として教育問題に取り組むことに。しかし、京都御所に忍者が放たれ、影の閣議の会話を盗聴されてしまい、二条内閣の大阪府への協力が白日の下となる。しかも、テレビのニュース番組で、二条内閣は軍国教育を推進させていると猛烈な批判を浴びる事態に発展。さらには、全団連なる怪しい団体まで登場し、大阪は一触即発の事態に。果たして、史上最強の内閣の行く末は? 書店員さんの支持率100%! ベストセラー『史上最強の内閣』、涙の完結!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
相田うえお
149
★★☆☆☆17035 昔を振り返る。小学校の給食でコッペパンにマーガリンが苦手だった。今じゃ有り得ないが食べ切るまで居残りである。これが嫌でコッペパンの日はそっと気付かれない様にパンを机の奥に押し込んでいた。ある日、クラスの席替えで机を移動する事となった。ある女の子が当方の机移動を手伝ってくれたのだが、うっかり机を倒してしまった。中から残して隠したパンがでるでる。。青カビ赤カビ色とりどりカラフルだった。お説教されたのは言うまでもない。ちょっと好きな女の子だったからカッコ悪かったのを思い出した。給食問題。。2017/04/20
Rin
74
考えることとは何か?報道や世間の論調に流されて、自分で考えることを放棄していないのか自問させてくれた。教育とは何か、道徳の授業の必要性。他者の目を気にするように、他国を気にしすぎてはいないか。笑える部分もありつつ、笑ってはいられない事が現実に多々あることを突きつけてくる。今の私ができること、当たり前に繰り返している仕事の意味。次の人のために、と少しでも良く渡せるように。大切なことは伝わるようにしたい。頷くことも多かった本作。自分で見極めて判断できるように、子どもだけでなく私にも必要なことが沢山ありました。2018/01/09
Carlos
59
単純に楽しめながらも教育について考えさせられた。自分は日本の小〜高と公立で学んだけど、息子たちは海外含め様々な環境で学ぶ予定。「自分がされて嫌なことは人にしない」人になればそれで良いか。2022/10/09
さっこ
58
「史上最強の内閣」の続編。今回は教育問題へ切り込んでいきます。国家の繁栄、安寧をなす根幹には教育が最も重要であると思わされます。ただ前作ほどのインパクトや痛快さは感じられなかったです。
hnzwd
50
今の内閣は二軍で、有事の際にはそれを解決するために京都から影の内閣がやってくる。というシリーズ第一弾もなかなかでしたが、今回は学力テスト平均点問題を解決するために、教育改革に乗り出すという。。相手の言う事が全て間違いだと、思い込んだりするのは、最初からレッテルを貼っているから。ほとんどの場合、一部は正しいし、一部は間違っている。で、その正しい部分もしばらくしたら間違いになるかも知れない。だからこそ改革はしなければならないし、改革し続けなければならない。あらゆる事につながるメッセージが込められた一作でした。2015/05/21
-
- 電子書籍
- 宿無しイケメン拾いました 【分冊版】(…
-
- 電子書籍
- 嘘喰い 48 ヤングジャンプコミックス…
-
- 電子書籍
- 親が亡くなる前にやることチェックリスト…
-
- 電子書籍
- 失敗しない海外投資―週刊東洋経済eビジ…