内容説明
お前、私と相対死しておくれでないか――女の一言が男を出口なしの恋の地獄へと落とした。大店の若内儀・お艶との心中の仕損じから落ちぶれた伝次の、無惨きわまる恋を描く表題作をはじめ、市井に咲いた毒の花・悪女を凄艶に描いて鮮やかな時代小説デビューをかざった傑作短篇集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tanaka9999
5
1983年11月の講談社文庫。単行本では既読済だったが、文庫版で再読。「女狐」「お滝殺し」「あぶな絵の女」「赤猫の女」「蝮の恋」「商腹勘兵衛」「微笑む女」「心中面影橋」の8編。8編いずれも女がからむ。解説にあるとおり町人の6編と「商腹勘兵衛」と「微笑む女」の2編が武士もの。時代小説の多くは町人の世界を中心としている(だから武士の関与も町奉行とかが多くなる)と感じているので、新鮮。(江戸時代)の武家の倫理感って儒学が中心に入って、特殊に感じてしまう。2020/05/31
1977年から
0
1990年
丰
0
Y-202003/12/08
ハナ
0
あっと言う間に読み終えてしまった。それぞれの短編が、ぐいぐいと先を読ませる面白さで、ハズレなし。こういう本を持って旅に出たい。2024/05/17
羊男
0
★★1983/12/04
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