内容説明
異世界へ転移し大魔術師となったユウトは、女聖堂騎士ヴァルトルーデとともに領地経営を開始する。地球へ帰還する日が迫るなか、馬車鉄道の敷設や玻璃鉄産業の創出など、現代知識を生かし内政に邁進するユウト。しかし”最後の日”を前に、2人の仲はどこかぎくしゃくしだす。そんなとき、ブルワーズに未曽有の危機が迫っているとの報せが――「小説家になろう」発、大人気異世界救世ファンタジー第二弾! 書き下ろし外伝では、ユウトが気になって仕方がないレジーナと、そんな気持ちなどまったく気がつかないユウトの、ある1日が描かれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fap
2
神様すげぇ。 力任せの侵攻に対する力任せの防衛戦。 主人公側がレベル99だからインフレがすごい。 もうこの世界に敵はいないんじゃないか。 そして最後に爆弾登場。 これは新しい可能性が生まれたということか。 物語とは関係ないけど、ものごっつい美貌の持ち主という特徴は、 も少し控えめな表現にした方がいいと思う。 イラスト担当が苦労するだろうから。2015/05/25
加賀ますず
1
発展していく街、固くなってゆく絆、そして近づく別れの時…。成長していく都市を見るまちづくりの楽しさと、そこに生きる人々のドラマの調和が素晴らしい読み心地のシリーズ第2巻。ヨナがユウトの帰郷を一時的なものと勘違いしていた時の一幕などは少女らしさが滲み出ていてキャラにより一層の深みを感じられた。それぞれがユウトの別れを惜しみながらも止めるわけにもいかないもどかしさ、そしてそれを分かっていながらもどうすることもできないユウトの迷いの描写が臭くもなく淡すぎもしない絶妙なバランス。引きもしっかり意表をついていて好み2018/12/21
加賀ますず
1
別れと出会い。ヴァルとユウトの関係性が初恋の中学生カップルを見ているようで初々しくももどかしい。そしてナチュラルに周囲の女性をたらしこんでいくユウト。一巻の描写的に期限の一年が過ぎるのはもう少し先かと思っていたら案外すぐきて意外だった印象。まさかの幼馴染登場で波乱の予感。2018/01/11
yoyomumu
1
ヴァルの為に怒るユウト格好良かった。2016/09/22
菊地
0
Web版未読。うーん、俺TUEEEE展開したり、バリバリ内政チートするだけでもないから爽快感に欠けるかなぁ。2015/05/17