内容説明
「ドゥームズデイ・ブックの鍵」を探し求めて、グレイたちはウェールズ沖合いのバードジー島を調査する。一方、ペインターはノルウェー北極圏のスヴァールバル諸島にある世界種子貯蔵庫へと乗り込み、ヴィアタス社のCEOイヴァー・カールセンと対峙することとなる。カールセンを追及するペインターだが、すでに破壊の種子は世界各地に拡散しつつあった。「ドゥームズデイ・ブックの鍵」の正体は何か? それは人類にとって癒しなのか、それとも呪いなのか? 法王の預言で知られる聖マラキの生涯や、黒い聖母の伝説を手がかりに、グレイたちは最終目的地へと向かう。だが、イングランドの湖水地方、北極圏、ウェールズを経て、グレイたちがたどり着いた「鍵」の在り処は、厳重な警備態勢の敷かれた意外な場所だった……。全世界で日本でベストセラーの歴史×宗教×科学のハイブリッド・エンターテインメント!!〈シグマフォース〉シリーズ第五弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
132
さすがのロリンズも少しネタ切れ感が?それでもアクションシーンは最後まで面白い。アクションのロリンズは健在。 女スパイ・セイチャンはもう悪女じゃなさそうだな。と読んでてわかるようになってしまった。クライマックスはちょっと無理がありすぎないかと思ったが、著者の剛腕で無理やり納得させられた感じだ。ギルドという悪の組織との直接対決3部作の最初にあたる。
KAZOO
58
下巻もノンストップ状態が続いて、今回は食糧に関するもので、昔の微生物が関与してきたり、あるいは遺伝子組み換え食物を話題にしたりとかなり知的好奇心を満足させてくれます。上巻でしたか、ローマクラブというなつかしい言葉も出てきて「成長の限界」という題目の本も話題にしていました。もういちど読もうという気にさせてくれます。2014/12/02
トムトム
49
回を重ねるごとに、科学的とか歴史的とかどうでも良くなってきます。まとめて読むと飽きる。もうちょっとトリビアがあっても面白いのに。どんどんトンデモ話になっていく。2020/03/04
ももすけ
35
毎度同じパターンでくる後半のドタバタ劇。それを飽きさせないのは、作者がフィクションに事実をうまく混ぜ込んでいるから。 それが歴史だったり、テクノロジーだったりするから読む手が止まらないのだろう。それにしてもセイチャン、そうだったのか…2021/06/10
そばかす♪
34
どんな風にどんな所で遺伝子組み換えや種子バンク、未知の真菌などがケルト十字などの歴史の謎に絡んで来るのかと思えば、みごとに収束しましたね。人間描写も相変わらず細やかだし、セイチャン&グレイ&レイチェルの関係も落としどころが絶妙でした。今回はちょっと盛りだくさんな気もしたけれど、シグマフォースはこれからも読み続ける☆ 2014/05/15
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